仙台で体感する、☆Taku Takahashiが生み出す音楽の魅力とは

新たなデバイス「glo™ Hilo」の発売を祝福するポップアップストア「LOVE AT FIRST」が仙台に登場し、多彩な感覚を刺激する体験が展開されました。このイベントの一環として、音楽プロデューサーであり、m-floの一員でもある☆Taku Takahashiが参加したワークショップに密着しました。

五感を刺激する空間

「LOVE AT FIRST」では、音楽だけでなく、映像、香り、味、手触りなど五感をフルに活用した演出を楽しむことができます。会場では、ファッションキュレーターの小木 “POGGY” 基史氏によるスタイルワークショップや、世界的に知られるフーディーの浜田岳文氏によるテイスト体験など、盛りだくさんのコンテンツが準備されています。

一目惚れする音楽の制作

最終日となる7月1日、☆Taku Takahashiを迎えた音楽ワークショップ「BEAT」が開催されました。このワークショップでは、glo™ Hiloが提供する「洗練」「自己表現」「感性への刺激」といったテーマを音楽の中で体感するセッションが行われます。

彼はわずか20分で楽曲を即興制作し、AIやサンプラーを駆使して音を重ねていく過程を来場者と共有しました。特に、「音楽はどのように生まれるのか」についての解説もあり、最新曲「EKO EKO」のデータを使用して音楽制作の基礎を掘り下げていきました。

20分で作曲チャレンジ

今回のワークショップでの目玉は、「20分で作曲チャレンジ」です。これは心理学者アーサー・アーロンが考案した「20分で恋に落ちる方法」からインスパイアを受けた企画です。2組のジャンルカードから無作為にジャンルを選び、その組み合わせで楽曲を制作します。参加者は、選ばれたジャンルに対し、驚きの反応を見せながら制作過程を楽しんでいました。

一組目のカードから「Trap」、二組目から「演歌/昭和歌謡」が選ばれ、この意外な組み合わせに会場は盛り上がります。後は☆TakuがAIを利用して昭和歌謡の要素をTrapビートに重ねていきます。

即興による新しい体験

タイマーがスタートすると、AIに「昭和歌謡風の曲」を生成してもらい、その間にTrapビートを構築します。参加者は、制作の過程を間近で見ながら、新しい音楽体験をします。制作が進むにつれて、トラップ特有の力強いビートと昭和歌謡のメロディが融合し、個性的な楽曲が誕生しました。

終わりを迎えないセッション

制作の時間が過ぎても、☆Takuは「もう少し遊びたい」と延長を希望し、さらなるサウンドの練り直しが行われました。完成された楽曲が流れると、会場からは拍手が。参加者も彼のクリエイティブな姿勢に引き込まれ、リアルな音楽制作の過程を体感しました。

音楽の新しい可能性

この特別なワークショップは、☆Taku Takahashiが自らが音楽を即興で作る楽しさと、AIを活用して新しい音楽体験を提供することの意義を示しました。音楽が生まれる瞬間を目撃した来場者たちは、音楽の魅力と共に大きな感動を抱えることでしょう。

「LOVE AT FIRST」というテーマを音楽と共に体現したこのイベントの余韻が、仙台の街に広がっていくことでしょう。今後もglo™やHypebeastはさらなるプロジェクトを計画していますので、その展開から目が離せません。