サイコロジカルホラーの金字塔『サイレントヒルf』完全ノベライズ発表
話題沸騰中のサイコロジカルホラーゲーム『SILENT HILL f』が、2025年10月30日に完全ノベライズとして登場します。この作品は、株式会社KADOKAWAが発行するファミ通文庫から刊行されます。
作品概要
今回のノベライズを担当するのは、黒史郎氏です。黒氏は第1回『幽』怪談文学賞長編部門大賞を受賞した実力派作家で、小説、児童書、さらにはホラーゲームのノベライズなど幅広いジャンルで活躍しています。そんな彼が手掛ける『サイレントヒルf』では、プロットの中心となる田舎町・戎ヶ丘が霧に包まれ、変貌していく様子や主人公・深水雛子をはじめとした登場人物たちの内面を丁寧に描き出しています。これにより、ファン必見の一冊と言えるでしょう。
あらすじ
物語は、山々に囲まれた寂れた町・戎ヶ丘を舞台に、毎日の日常に閉塞感を抱える学生・深水雛子が主人公です。ある日、雛子は友人たちと駄菓子屋で楽しいひとときを過ごします。しかし、その平穏な日常は恐ろしい化け物の登場によって、一変します。自らの運命を左右する選択に直面しながら、雛子は霧に包まれた町の謎を解き明かし、恐怖に立ち向かうことになるのです。このノベライズは、ゲームのストーリーを忠実に再現しつつ、文字ならではの深みを加えた作品として期待されています。
発売情報
- - 書名: サイレントヒルf
- - 著者: 黒史郎
- - 原作・監修: コナミデジタルエンタテインメント
- - 発売日: 2025年10月30日(電子書籍も同時配信)
- - 定価: 1,540円(本体1,400円+税)
- - ページ数: 320ページ
- - 判型: B6判
- - ISBN: 9784047386426
- - 発行: 株式会社KADOKAWA
ゲーム『SILENT HILL f』とは?
『SILENT HILL f』は、シリーズ初の日本を舞台としたサイコロジカルホラーです。コンセプトは「美しいがゆえに、おぞましい。」とされ、リアルなストーリーとデザインで構築されています。プレーヤーは、高校生の深水雛子となり、霧に覆われた町を探索し、謎を解決し、自身を守るために戦います。
ゲームのストーリーは竜騎士07氏が手掛け、クリーチャーとキャラクターデザインはkera氏が担当しています。音楽には、シリーズの名曲を多数手掛けてきた山岡晃氏や、アニメ・ゲーム音楽の実績が豊富な稲毛謙介氏が参加しており、豪華なスタッフが揃っています。さまざまな要素が融合した4Kの美しい日本の風景や、心に残るサウンド、革新されたアクションとデザインが、前例のない没入体験を提供します。
黒史郎について
黒史郎氏は1974年生まれで、2006年に「夜は一緒に散歩しよ」で第1回「幽」怪談文学賞長編部門大賞を受賞し、作家としてのキャリアをスタートさせました。彼の主な作品には、「幽霊詐欺師ミチヲ」シリーズや、「怪談撲滅委員会」シリーズ、さらには『深夜廻』『夜廻三』などのゲームノベライズも多数含まれています。
関連情報
この新作ノベライズを通じて、サイコロジカルホラーの深淵な世界に触れてみてはいかがでしょうか。