松竹CVCが新エンタメインキュベーションスタジオ「EIGHT」を開設！

松竹CVCが新たにエンタメ特化型スタジオ「EIGHT」をオープン

松竹株式会社は、エンターテインメント業界に特化したインキュベーションスタジオ「EIGHT」の設立を発表しました。この新しいスタジオは、2025年11月中旬に東京都港区、TAKANAWA GATEWAY CITY内のTHE LINKPILLAR 1 SOUTH 8階にプレオープンする予定です。運営は松竹ベンチャーズが行い、エンタメのスタートアップ企業に向けた支援を行います。

スタートアップの支援を加速

近年、コンテンツ産業が世界中で成長を続けており、日本のエンタメ市場もその影響を受けて拡大しています。松竹ベンチャーズは「この国の、娯楽を進める。」ことをミッションに掲げ、これまで10社以上のスタートアップ企業に投資を行ってきました。新たな施設「EIGHT」では、入居するスタートアップとの共創や資金提供を通じて、さらなる成長をサポートしていく意向です。

「EIGHT」では、松竹が130年以上の歴史の中で築き上げたネットワークを最大限に活かし、入居企業が業界関係者やクリエイター、投資家などと交流できる機会を提供します。これにより、エンタメ業界全体の発展を目指すのです。

オープン記念キャンペーン

新スタジオのオープンを記念して、「EIGHT」では入居前の3ヶ月間の無料キャンペーンを実施します。この機会に、エンタメ関連のスタートアップ企業はぜひ応募してみてください。

募集概要

「EIGHT」では、エンタテインメントに関連するスタートアップを対象に入居を募集しています。

- 主な対象者: エンタテインメント領域のスタートアップ企業
- 募集社数: 約30社
- 利用料金: 月額10,000円（税別）
- 入居期間: 最大2年間（原則）
- 入居可能時期: 2025年11月中旬以降
- 利用特典:

- 会議室（電話ブース含む）の使用
- ロッカー貸出
- フリードリンクコーナーの利用

応募方法については、公式サイトに設置された応募フォームを通じて行っていただく必要があります。応募者は書類審査の後、面談を通じて入居が決まります。

開設の背景と展望

「EIGHT」の設立背景には、世界のエンタメ・クリエイティブ産業が拡大しているという事実があります。資料によると、コンテンツ産業の市場規模は135兆円を超え、5％程度の成長が見込まれるとのことです。特に、日本のコンテンツの海外売上はここ10年で約3倍に増え、2023年に約5.8兆円に達する見込みです。これにより、エンタメ産業への注目が高まる中での「EIGHT」の立ち上げは、待望の取り組みといえます。

今後、松竹ベンチャーズは新たなスタジオを拠点に、エンタメ領域の活性化を図り、業界のリーダーとしての立場を強固にしていくことでしょう。スタートアップ企業にとっては格好の成長の場となるこの「EIGHT」での新たな挑戦が、いかなる成果をもたらすのか、多くの関係者の期待が寄せられています。