アジア洋画調査
2025-03-04 11:49:18

東南アジア・インドにおける日本のマンガ・アニメ人気調査の結果

東南アジア・インドにおける日本のマンガ・アニメ人気調査



2025年3月4日、GMOリサーチ&A株式会社とDOU Creations Pte Ltdは、東南アジアおよびインドの若者を対象に行った日本のマンガ・アニメに関する調査の結果を発表しました。この調査は、現在の日本のマンガ・アニメに対する認知度や消費動向を洗い出すことを目的として実施されました。

調査概要



調査は2025年1月16日から1月21日までの期間に行われ、シンガポール、インドネシア、タイ、ベトナム、マレーシア、インドに在住する16歳から39歳の男女2,166名を対象としました。日本国内でも知名度が高いマンガ・アニメの視聴経験を持つ方々を対象に、オンライン調査を実施。

調査結果のハイライト



調査の結果、人気マンガのトップには『ドラえもん』が31.4%の支持を集め、次いで『ワンピース』が19.0%、『NARUTO/BORUTO』が15.0%を記録しました。特に『ドラえもん』は、その長寿作品でありけるがため、根強い人気を誇ります。

同様の傾向はアニメにも見られ、アニメの人気ランキングもほぼ同様であり、『ドラえもん』が31.0%、『ワンピース』が17.2%、『NARUTO』が16.5%、『ドラゴンボール』が14.7%の支持を得ています。

マンガとアニメの視聴環境



マンガへのアクセスに関しては、71.2%の利用者がネットの公式コンテンツを無料で利用しているという結果が得られました。これに対し、違法コンテンツを利用しているのは22.3%に留まるなど、公式なサービスが好まれていることが分かりました。その他にも、公式コンテンツを有料で利用する人が48.2%、紙のコミックを購入している人が44.4%という結果が出ています。

さらに、頻繁に利用されているマンガプラットフォームとしては、「WEBTOON」が33.5%でトップを占め、次に「哔哩哔哩漫画」が14.6%、そして「MANGA Plus by SHUEISHA」が14.1%という結果でした。

アニメ視聴に関しても、48.6%の人が非正規サービスを一度も利用したことがないと回答し、この結果は利用したことがある40.6%を上回りました。この結果は、国ごとの傾向によって異なるもので、ベトナムやタイでは依然として非正規サービスの利用者が多い傾向が見られました。

まとめ



この調査からは、東南アジアやインドにおける日本のマンガ・アニメに対する関心が非常に高いことが明らかになりました。特に、長期間続いている作品への人気が非常に強いことが見受けられる一方で、近年の新作の人気はそれに比べてやや低調なことも確認されました。

今後、日本のマンガやアニメの各作品がさらなる成長を遂げるためには、ゲーム化や映画化を通じた新たな展開や、さまざまなジャンルとのコラボレーションがカギとなるでしょう。これにより、多様なユーザーとの接点を持つことが、国内外での扱いを高めるポイントとなると考えられます。詳細なデータや情報をお求めの際は、DOUクリエーションズまでお問い合わせください。


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