面白い人になるための技術とは?
文芸評論家の三宅香帆氏が贈る新刊『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』が、2025年9月18日に新潮社から発売されました。この書籍は、話が面白い人になるためには、どうすればいいのか、エンターテインメントをどう読み解き、伝えることができるのかを探る内容となっています。発売と同時に重版も決定し、多くの読者から注目を集めています。
本書が注目される理由
「せっかく読んだ本や観た映画の内容をすぐに忘れてしまう」「アイスブレイクで困る」「興味深いことを人に伝えたいのに、言葉が出てこない」など、多くの人が抱える悩みに対して、三宅氏は「鑑賞するための技術」を用いることを勧めています。本書は、そうした悩みを解決するためのガイドとしても機能します。
エンタメを読み解く「5つの技術」
本書は、技術解説編と応用実践編の二部構成で、エンターテインメントを読むための「5つの技術」が解説されています。技術解説編では、それぞれの技術についての具体的な方法が示され、実践編では、三宅氏自身が様々なエンタメ作品をどう読み解いているのかが述べられています。これにより、単なる読書ではなく、効果的な情報の吸収と解釈が可能になるのです。
登場する多様な作品群
本書には、映画やドラマ、漫画など多彩な作品が取り上げられています。その一例として、『地面師たち』や『成瀬は天下を取りにいく』、『君たちはどう生きるか』などが挙げられます。それぞれの作品がどう読み解かれるかという視点からも楽しむことができ、批評の参考にもなります。
誰でも使える「話が面白くなるブックリスト」
巻末には「話が面白くなるブックリスト」も収録されており、読者は豊富な作品の中から興味のある本を見つけることができます。このリストは、ただの読書リストにとどまらず、話題を提供し、コミュニケーションを豊かにするためのツールとなるでしょう。読者はこのリストを参考に、エンタメを通じて多様な話題を得て、より興味深い会話を楽しむことができるようになります。
著者・三宅香帆氏について
三宅香帆氏は、京都市立芸術大学の非常勤講師を務める文芸評論家です。1994年に高知県で生まれ、京都大学大学院で学びました。彼女は主に文芸評論や社会批評の分野で活動しており、著書には『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』や『「好き」を言語化する技術』などがあり、多数の支持を受けています。
今回の新刊『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』を手に取ることで、皆さんも一歩踏み出し、面白い人としての一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。新しい視点でエンターテイメントを楽しむための最適な書籍になること間違いなしです。
書籍情報
- - タイトル: 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか
- - 著者名: 三宅香帆
- - 発売日: 2025年9月18日
- - 定価: 1,078円(税込)
- - ISBN: 978-4-10-611101-3
- - URL: 新潮社の公式サイト