TMIKが進化を遂げたAI作曲エンジン「FIMMIGRM」を発表
音楽とテクノロジーの融合が進む中、株式会社TMIKが2025年10月1日(水)にAI作曲エンジン「FIMMIGRM」の最新版をリリースする。この革新的なツールは、入力されたバックトラックから自動的にトップラインを生成してくれるプロユースのAI作曲サポートツールであり、音楽制作の世界に新たな風を吹き込むことが期待されている。
「FIMMIGRM」は、その名の通りユーザーが入力したインストゥルメンタル音源のキー、コード進行、テンポを高精度に解析し、最適なメロディを生成する。このバックトラックから生まれたメロディはMIDIデータとして出力可能で、DAW(デジタルオーディオワークステーション)に取り込むことで、自由自在に編集ができる。
アップデートの特徴
高精度なメロディ生成
新バージョンでは、AI解析の精度が大幅に向上し、ユーザーが挿入したオーディオから自動でキーやコード、テンポを抽出し、より間違いの少ない、質の高いトップラインを生成する。
フル尺での生成が可能に
従来の8小節制限が撤廃され、ユーザーは楽曲全体にわたって、無制限にメロディを生成することができる。これにより、制作の幅が広がり、今までの制約から解放されることになる。
最新のネットワークモデル導入
新たに導入されたネットワークモデルにより、より自然で実用的なメロディが生み出せるようになり、音楽制作の効率が一段と向上する。
AIアーティスト「白神芽音」によるプレビュー機能
さらに、TMIKが開発したAIアーティスト「白神芽音」を活用し、生成されたメロディをボーカル入りの音源としてプレビューすることが可能となった。これにより、制作の過程で楽曲の可能性を直感的に評価しやすくなる。
自由度の高いユーザー指定
楽曲の特定のセクションに限定してメロディを生成する機能が追加され、曲全体の統一性を保ちながらも、試行錯誤をしやすくする。
新料金プランの導入
「FIMMIGRM」の新しい料金プランも発表され、利用者は選択肢に応じたプランでサービスを利用できるようになる。2025年10月1日以降、公式サイトで詳細が確認できる。料金プランは以下の通りだ。
- - Freeプラン:無料で利用
- - Standardプラン:月額8ドル~
- - Creatorプラン:月額24ドル~
TMIKの開発理念
「FIMMIGRM」は“AIがクリエイターの仕事を奪うのではなく、制作プロセスに新技術を融合させて新たな発想を広げるためのツール”として考えられている。制作現場で必要となる多くの楽曲を短期間で提供するために、AIが提案する無限のパターンを比較することが、従来のワークフローに革新をもたらすのだ。
今後もアップデートを重ね、音楽制作の現場で役立つアイデアを提案し続け、音楽クリエイターやアーティストたちを支援していく。TMIKは音楽制作の未来を切り開く存在としての位置づけを確立し続けるだろう。
企業紹介
株式会社TMIKは、音楽とテクノロジーの融合を追求する総合エンターテインメント・テクノロジー企業で、AI技術を活用した楽曲分析やプロデュースを手がけている。次世代のエンタメDXサービスやIPソリューションの開発を行い、新しい文化と体験を提供することに努めている。公式サイト:
TMIK