時を超えた冒険が広がる！『ひみつの湖』がついに発売

時を超えたファンタジー『ひみつの湖』の魅力

株式会社新興出版社啓林館の文研出版から、期待の新刊『ひみつの湖』が本日、全国の書店にて発売されました。本作は、ロンドンに引っ越した兄妹、トムとステラが主人公のスリリングな冒険物語です。彼らは不思議な湖を経て、100年前の過去の世界へと迷い込みます。そこでの出会いが、彼らの人生にどのような変化をもたらすのか、早速その内容を紐解いていきましょう。

あらすじと主人公たち

トムとステラは、引っ越しによって新しい環境に不安を抱えている普通の兄妹。そんな彼らが近所の犬ハリーを追いかけるうちに、とある湖にたどり着きます。この湖は、実は時空を越える入り口だったのです。突然のタイムスリップに驚きながらも、彼らはお互いを支え合いながら過去の世界を探索します。

この不思議な時代で出会う仲間、ジャックとエマ。彼らは、ジャックが冤罪で捕まってしまうという苦境に直面します。トムとステラは新たな友達を助けるため、勇気を振り絞り立ち上がるのです。彼らの連携プレイや友情が、物語の中でどのように発展していくのか。きっと、読者に感動を与えることでしょう。

冒険と友情の物語

著者のカレン・イングリスは、幼い息子たちのために物語を書き始め、その成果が今や50万人以上の英語圏の子どもたちに愛されています。『ひみつの湖』は、そんな彼女の魅力的な作品が初めて日本語に翻訳されたものでもあり、期待が高まります。

編集者からは、本作が「謎解きの冒険と友情の物語」であると強調され、多くの読者に希望と勇気を与えてくれると言われています。兄妹の成長と共に描かれる冒険の中で、彼らがどのように成長していくのか、見逃せないポイントが盛りだくさんです。

イラストと訳者について

本作のイラストを手がけるのは、pon-marsh。彼女は、絵の中に物語を感じさせる独特のスタイルで、読者を物語の世界へと引き込むことに成功しています。彼女の作品には、『うせものがかりなくしたもの、見つけます。』や『クラゲに願いを！』などがあります。特にこの『ひみつの湖』では、その魅力が一層引き立つことでしょう。

また、翻訳を担当したのは、もりうちすみこ。彼女は直近で受賞歴もあり、評判の高い作品をいくつも手がけています。その技巧によって、カレン・イングリスの作品が日本の読者にも親しみやすく訳されました。