豪華落語家共演！紀尾井寄席2025がホテルで開催

2025年5月4日（日・祝）に、東京のホテルニューオータニで「紀尾井寄席2025」が行われることが決定しました。このイベントは、日本の伝統的な話芸である落語を楽しむ特別な機会であり、落語界のレジェンドから次世代を担う新鋭まで、豪華な顔ぶれが登場します。

対象となる落語家たちの紹介

今回の「紀尾井寄席2025」では、4名の著名な噺家が共演します。まずは、上方落語を代表する名人、桂文珍です。1969年に入門し、抜群の話術を持つ彼は、古典だけでなく新作にも取り組み、常に観客を楽しませています。また、バラエティー番組やニュースキャスターとしても活動し、幅広い魅力を持っています。2008年には『第59回芸術選奨文部科学大臣賞』を受賞し、2010年には『紫綬褒章』を受けるなど、名実ともに落語界を牽引する存在です。

次に登場するのが柳家喬太郎。1989年に入門し、2000年には11人抜きで真打ちに昇進しました。新作落語や古典を演じ分け、高い評価を受けています。最近ではCMやドラマ、映画にも出演し、活動の幅を広げています。彼のユーモアと巧みな表現力は、多くのファンを魅了しています。

そして、春風亭一之輔。2012年に真打ちに昇進した彼は、今やチケットが取れない落語家の一人として知られています。彼の落語は、古典に現代的なギャグ要素を取り入れ、常に進化し続けています。国民的人気テレビ番組での露出も多く、多くの支持を集めています。

最後に、林家つる子の登場です。彼女は2010年に入門し、2024年に女性として初めて真打ちの抜擢昇進を果たしました。古典や人情噺、新作にも挑戦し、女性目線から新たな落語を創り出すことに意欲的です。

開催の詳細

「紀尾井寄席2025」は、ホテルニューオータニの鶴の間で開催されます。お食事は11:15から12:15まで提供され、その後、12:30から14:45まで噺家たちの落語を楽しむことができます。料金は一般23,000円、ニューオータニクラブ会員なら21,000円で、食事と落語会がセットになっています。

【開催概要】