イタリアンベーカリー・プリンチのヘッドシェフが世界大会で輝く!
イタリアの魅力を日本に伝えるイタリアンベーカリー「プリンチ®」のヘッドシェフ、松田武司氏が、日本代表選考会において、イタリア政府公認の国際パティスリー・ジェラート・チョコレート協会FIPGC(Federazione Internazionale Pasticceria Gelateria Cioccolateria)主催の「FIPGC Panettone World Cup Tokyo 2026」で、驚異の成績を遂げました。松田氏は「パネットーネ イノベーション&チョコレート部門」で見事第1位を獲得し、「パンドーロ部門」で第3位に輝きました。
松田シェフの受賞コメント
彼は受賞に際し、次のように感慨を述べました。「今回、2つの部門で賞を受賞することができて非常に嬉しく思います。特に『パネットーネ イノベーション&チョコレート部門』で優勝した『パネトーネ チョコラート マローネ』は、2022年から日本のプリンチ®で販売を開始している商品で、その評価を得られたことに感謝しています。」
松田氏は、チョコレートが含まれるパネトーネの伝統的なスタイルが一般的にはシンプルなチョコレートチップのみだと語り、自店の『パネトーネ チョコラート マローネ』の独自性を強調しました。このオリジナル商品は、ふんだんに使用されたチョコレートを生地に練り込み、渋皮栗、ヘーゼルナッツ、チョコレートチップにラム酒を加えた、濃厚で大人な味わいが魅力です。また、トッピングにはヘーゼルナッツやパールシュガーがあしらわれ、食感にも華やかさが加わっています。これにより、見た目と味両面で人々を魅了しています。
世界大会への期待
彼は「今回の受賞により世界大会への切符を手に入れました。次回の世界大会でも優勝を目指したい」と意気込みを語り、パネトーネの発展に寄与する意欲を示しました。日本でのパネトーネの認知度が高まってきている中、ヨーロッパの伝統が主流なカテゴリーであるパネトーネで日本が優勝できれば、それは大きな名誉であると述べています。プリンチ®では、イタリアの伝統的な味を大切にしながら、日本全国の皆様にその魅力を伝えていきたいと考えています。
松田武司のプロフィール
松田氏は、日本のパン専門学校を卒業後、関西のパン屋でキャリアをスタートしました。その後、有名なブーランジェリーVIRONで経験を積み、部門のグランドシェフに就任します。2017年には、フランスで開催された「モンデイアル・デュ・パン」で日本人として初めて世界2位を受賞し、2016年の「シジェップ インターナショナル ベーカリー カップ」でも世界第3位に輝きました。これらの受賞歴を経て、2018年にプリンチ®の日本ヘッドシェフに就任し、後進の育成にも力を注いでいます。
商品紹介:パネトーネ チョコラート マローネ
『パネトーネ チョコラート マローネ』は、ビターなチョコレートが練りこまれ、ラム酒の香りが織りなすリッチな味わいが特徴。渋皮栗の優しい甘さや、ヘーゼルナッツのカリッとした食感、チョコレートチップの風味が変化しながら楽しめます。トッピングにはヘーゼルナッツとパールシュガーが施されており、ザクザクとした食感が生地のふわっとした食感の中にアクセントを添えています。この素晴らしい商品は、今年のホリデー期間にも登場する予定です。
さらに進化を続けるプリンチ®
1985年にミラノでオープンしたプリンチ®は、パン、コルネッティ、ピッツァ、サラダ、デザートなど多彩なイタリアンメニューを揃えています。厳選された食材を使用し、本場イタリアの食文化を体験できる料理が魅力です。日本国内には13店舗展開しており、スターバックスのコーヒーとの素晴らしいコラボレーションも見逃せません。公式サイトやインスタグラムで最新情報をチェックし、ぜひ本場の味を楽しんでください。