LuckyFMがAMラジオからFMラジオへの転換を発表！2026年から運用休止へ
LuckyFMがAM放送からFM放送へシフト
株式会社LuckyFM茨城放送（茨城県水戸市、代表取締役社長：黒坂修）は、2026年2月1日から水戸市の下国井送信所でのAMラジオ放送を予定通り休止することを明らかにしました。この運用休止は、すでに累次にわたり行われているAM放送からFM放送への転換政策の一環であり、これによりいよいよ3局すべてのAM放送が終了する運びとなります。
この移行は総務省からの特例措置に基づき、AM放送からFM放送の影響を現状及び将来にわたって調査することを目的としています。LuckyFMは、元々1963年にAMラジオ放送として開局し、2015年からはFM放送も始まっていました。それ以来、両者で同じ内容の番組が放送されてきましたが、2024年からはAMの土浦及び県西中継局も運用を休止し、今回がその第2段階となります。
AM放送の設備は年単位で劣化が進んでおり、これを受けてFM放送へシフトすることで、経営基盤の安定化を図ろうとしているとのことです。実際、FM放送はAM放送に比べて電波が災害にも強く、室内への届きやすさも優れています。その特性から、県で唯一の民間県域放送としての役割を果たすために、FM放送へと一本化される決断が下されました。
LuckyFMのFM放送は、AM放送のエリア世帯数を上回るカバレッジを持っており、聴衆全体が変わらず高品質の音声を受け取れる状況を保つことが可能です。しかしながら、AM放送の休止が聴取者や地方自治体、関連機関に及ぼす影響についても配慮が必要です。そのため、運用休止の告知期間は5か月に設定され、実際の休止期間も8か月に延長されています。
今後は、ホームページや番組での周知を強化し、関係自治体への説明を通じて、スムーズな移行を図る方針です。また、インターネットラジオ「radiko」の利用促進も行い、リスナーが各自のライフスタイルに合った方法で受信できるよう呼びかけていく予定です。
さて、AM放送の運用休止の告知スケジュールについてですが、具体的には下国井送信所の告知期間は2025年9月1日から2026年1月31日まで、実際の休止は2026年2月1日から2026年9月30日ごろまでを見込んでいます。土浦及び県西中継局に関しては、すでに休止状態にあり、2026年9月30日まで続く見込みです。
FM放送は現在、茨城県内のみに留まらず、首都圏を含む広範囲にリーチし、多様なオリジナルプログラムを制作しています。これにより、リスナーに向けた連携を強化し、地域に密着した放送局としての使命を続けながら、さらなる成長を目指しています。
【お問い合わせ先】
技術に関する問い合わせ：総務インフラ事業部 小野山
fmtenkan@lucky-ibaraki.com
その他の問い合わせ：報道広報事業部 橋田・安
pr@lucky-ibaraki.com
公式サイト: LuckyFM
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