#田中俊行 #海谷きき #贈呪は禁止されています

新連載 ホラーサスペンス『贈呪は禁止されています』

知られざる呪物の世界を描く新たなコミックが、幻冬舎コミックスの「comicブースト」で11月28日から連載を開始しました。原案を務めるのは、オカルトコレクターとして名を馳せる田中俊行氏です。彼の数多くの呪物の中から特に人気のある「修験道の藁人形」をテーマにし、そのいわくを基にしたストーリーが展開されます。実際の呪物をもとにした描写がリアルな恐怖感を生み出し、海谷きき氏がその世界を美しく、かつダークに描き出しています。

物語の導入

この作品は、一見普通の主人公が偶然訪れた呪物満載の空間で体験する恐怖を描いています。主人公の宮本は、妹の突然の死から心に傷を負っています。彼は妹の遺品であるスマートフォンを手にしてから、不気味な現象に悩まされることに…。不気味な真相を探るために、彼は東京の古びた木造アパートを訪れることになります。そこで出会ったのが、自由気ままに呪物を集める田中です。

緊迫した出会い

アパートにて宮本は、数々の呪物に囲まれた田中と対面します。田中は、過剰とも言える冷静さで藁人形の歴史と事例を語り始めます。そして、その話の中に宮本が妹の死に隠された謎を解き明かす手がかりが見つかることを感じ取るのです。藁人形は、ただの偶然ではなく、彼らの運命を大きく変える存在になるかもしれません。

エピソード1の焦点

記念すべき1話では、修験道の藁人形がどのような呪いを秘めているのか、そしてそれが宮本にどのような影響を与えるのかが描かれています。「それ」をかわいがってはいけない、「その箱」を開けてはいけなかった──。これらの警告が、物語に一層の緊迫感を与えます。宮本が体験する恐怖は、彼にとって妹との深い絆を再確認させるきっかけでもあります。

連載の楽しみ方

このホラーサスペンスは、毎月第4金曜日に更新される予定です。物語が進むにつれて、呪物たちの背景や宮本の成長がどのように描かれるのか、読者の興味をつなぎとめる要素が盛りだくさん。さらに、comicブーストでは他にもさまざまなジャンルの漫画が登場し、週に二回の更新を通じて新たな楽しみが待っています。恐怖と感動の入り混じった『贈呪は禁止されています』、ぜひご覧ください！

最後に

幽玄で美しいイラストと、緻密に構成されたストーリーが融合した『贈呪は禁止されています』は、オカルトやホラーが好きな読者にとって必見の作品となることでしょう。田中俊行の実体験に基づく原案と、海谷ききの独特な画風が作り出す不気味で魅力的な世界を体験して、新たな恐怖を感じてみてはいかがでしょうか。

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