グローバルシティガイド『タイムアウト』大阪に誕生
世界中の都市を対象にしたシティガイド『タイムアウト』が大阪に上陸しました。2025年3月12日にリリースされた『タイムアウト大阪マガジン』は、都市の魅力を発信するための新たな媒体です。これまでのタイムアウト東京からの継続的な取り組みを経て、今回の大阪マガジンは特に注目されています。
タイムアウトとは
1968年にロンドンで創刊されたタイムアウトは、シティガイドの先駆けとして、地元に根差した情報提供を行ってきました。現在、333都市、59カ国、14言語で展開されています。このマガジンは、ローカルのエキスパートが編集し、それぞれの都市の文化や食、イベントを広く紹介しています。日本では、タイムアウト東京が2019年に始まり、東京の魅力とともに国内各地の情熱的な情報を発信しています。
大阪独自の発信
タイムアウト大阪マガジンは、大阪の魅力に焦点を当てています。特に大阪は、2025年3月に開催が予定されている大阪・関西万博に向けて国際化が進んでおり、その注目度は高まっています。新誌は大阪の歴史や文化、そして最新のトレンドを先取りする形で特集されており、読者にこの街の魅力を深く伝えています。
食文化の発信拠点「タイムアウトマーケット大阪」
2025年3月21日には、アジア初の「タイムアウトマーケット大阪」がオープン予定です。このマーケットは、地域の美味しい料理や文化を一堂に集めた施設で、以前にリスボンで始まったプロジェクトの流れを受け継いでいます。大阪では、17のキッチンと2つのバーが展開され、食と文化の新たな拠点として期待されています。また、オープンに向けてのテストランも行われ、多くの人々の関心を集めています。
創刊号の見どころ
『タイムアウト大阪マガジン』の創刊号では、全52ページにわたり、大阪の多様な魅力を満載しています。その中には、アート&カルチャーセクションで「1日でアートを満喫するルート」や、ナイトライフに特化した「アメリカ村のベストバー紹介」が含まれており、観光客だけでなく地域住民にも役立つ情報が詰まっています。特に、表紙を飾るのは大阪の若手トップシェフ、ウィリー・モンロイ氏が手がけた料理で、新たに生まれ変わる大阪のシンボルともいえる存在です。
デジタル展開も行う
『タイムアウト大阪マガジン』はデジタルプラットフォーム「ISSUU」での閲覧やPDF版のダウンロードも可能となっており、紙面と並行してデジタルでも楽しむことができます。これにより、より多くの人々に広く配布され、大阪の魅力を発信するツールとしての役割を果たしています。
おわりに
タイムアウト大阪マガジンは、大阪の文化や食、アートを発見する上での非常に貴重なリソースとなるでしょう。地元の方々はもちろん、観光客の皆さんにもぜひ手に取っていただき、この街の魅力に触れていただきたいですね。これからもタイムアウトの活動から目が離せません。