奈良万葉の世界
2025-09-02 12:09:46

奈良万葉の魅力を再発見!井上博道の歌の世界に迫る

奈良万葉の魅力を再発見!



奈良県は、日本最古の都が築かれた大和の地、文化の発祥地として知られています。その中心にあるのが『万葉集』という古の歌集です。それは、奈良時代に編纂され、日本の美しい自然や人々の生活を詠った作品が集められています。今この奈良の魅力を再評価する作品が登場しました。

本書『奈良万葉 ‐井上博道の万葉集の世界‐』は、写真家・井上博道さんによって、奈良に生きる万葉の風景を独自の視点で切り取ったものです。井上さんは、奈良県内の美しい風景を撮影し続け、やがてその視点は他の地域にも広がっていきました。特に、静岡県の三保松原や滋賀県の琵琶湖、富士山など、様々な土地で詠まれた歌の美しさが収められています。これらの作品は、古の歌と現代の風景を優しく響き合わせ、本書のテーマを豊かに彩っています。

井上博道の情熱と作品の背景



井上博道さんは1931年に兵庫県香住市で生まれ、のちに産経新聞社に入社しました。新聞記者としての経験を経て、奈良県内の風景写真を多く残し、数多くの書籍に作品が収められています。彼の作品には、万葉集に詠まれた風景が息づく奈良の本当の魅力が映し出されています。

特に注目すべきは、井上さんの作品が日本の風景をどのように描いているかです。彼のカメラを通して見る奈良の風景は、ただの美しさだけではなく、歌の背後にある深い感情や物語までをも感じさせてくれます。このように、井上さんの作品は視覚的な魅力だけでなく、感情的な深さも併せ持っています。

英訳者・ピーター・J・マクミランの役割



本書の英訳を手掛けたピーター・J・マクミランさんは、詩人であり、文化学者でもあります。彼はさらなる魅力を引き出すために、歌の意味や背景もしっかりと翻訳しています。彼の知識と感性が、万葉集の魅力を一層引き立てることでしょう。

『万葉集』が教える日本の美



『万葉集』は、単なる古典文学ではありません。そこに描かれた自然や人々の暮らしは、今もなお日本に息づいています。そのため、『奈良万葉』という本書は、私たちが奈良の風景を通じて、古の日本文化を再発見する機会を提供してくれます。奈良の本当の魅力は、万葉集の中にこそあるのかもしれません。

書籍の詳細



本書は2025年9月12日に発売予定で、B5判変型(190×255 mm)、184ページのフルカラー、ソフトカバーです。定価は2500円(税抜)で、ISBNは978-4-7562-5910-3です。古の歌と美しい風景について、興味がある方はぜひ手に取って、奈良の魅力に浸ってみてください。

奈良の風景と歌の深淵を、皆さん自身で感じてみませんか。この本は、ただの写真集ではなく、詩と風景が織りなす文化的な旅の始まりでもあります。あなたの心の中に、奈良の風景が優しく響くことでしょう。


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