蔦屋書店の「コンシェルジュ文庫」で新たな本との出会いを
大人の知的好奇心を満たす場所として知られる蔦屋書店が、2025年10月24日(金)から全国で「コンシェルジュ文庫」を開催します。このイベントは、毎年恒例の秋の読書週間および本の日(11月1日)に合わせて、特に注目を集めています。
「コンシェルジュ文庫」は、各店舗の熟練コンシェルジュたちが選んだ、特定のテーマに基づいた文庫本を紹介するフェアです。今回は「100歳までに読んでおきたい本」というテーマに設定されており、人生の各ステージで読んでおきたい書籍が厳選されています。
本との新しい出会い
このイベントでは、0歳から100歳までの年齢に合わせて、各年齢帯ごとに3冊の書籍が提案されています。つまり、店頭には合計で48冊以上の本が並ぶことになります。年齢に応じた本を選ぶことで、若き日の思い出や未来の自分に思いを馳せ、さまざまな経験や視点を共有できるチャンスとなります。
例えば、0歳の方には堀江敏幸著の『なずな』が選ばれ、25歳のあなたには綿矢りさの日本文学作品『勝手にふるえてろ』が紹介されます。また、65歳には森下典子の『日日是好日』、そして80歳の方には松谷みよ子の小説『ちいさいモモちゃん』が推薦されています。年齢に合わせた書籍のチョイスは、選書を担当するコンシェルジュの豊富な知識と経験に基づいています。
コンシェルジュの役割
蔦屋書店のコンシェルジュは、蔦屋重三郎(蔦重)から受け継がれたプロフェッショナルとして、本に関する専門知識を基にしたライフスタイルの提案を行います。各自が特定のジャンルに精通しており、独自の視点で品揃えや売場編集を行い、顧客に新たな発見を提供します。また、豊かなライフスタイルを提案するための講演やイベントへの参加、メディアへの出演も積極的に行っています。
コンシェルジュ座談会の実施
「100歳までに読んでおきたい本」をテーマにしたイベントに出演するコンシェルジュによる座談会も行われます。選書の背景や選んだ理由、さらには来店者に対するリコメンドの仕方などについて熱く語り合います。この貴重な対談を通じて、書籍への愛情や熱意を感じ取っていただけることでしょう。
SNSキャンペーンも実施
さらに、コンシェルジュ文庫の開催を記念して、抽選で5名様には蔦屋書店のコンシェルジュが個別に選書する「パーソナル選書」が当たるSNSキャンペーンも実施されます。応募はInstagramで公式アカウントをフォローし、キャンペーン投稿にコメントするだけなので、簡単に参加できます。これは、自分だけの特別な書籍と出会うチャンスです。
開催店舗について
「コンシェルジュ文庫」は、各地の蔦屋書店で開催され、開催期間や店舗によって異なるので、興味がある方はぜひ詳細を確認してみてください。北海道の函館や宮城の多賀城、東京の六本木や代官山、大阪の梅田など全国各地で展開され、各店舗独自の魅力で訪れる人々を楽しませます。
この秋、新しい本との出会いを求めて、全国の蔦屋書店にぜひ足を運んでみてください。合計で多種多様な書籍が揃い、知的な好奇心を刺激する、心豊かな時間を提供してくれることでしょう。