白馬の新拠点
2025-10-07 13:58:37

白馬に新たな魅力発信拠点「High Village HAKUBA」が登場

白馬に誕生する新たな食と音楽の拠点「High Village HAKUBA」



長野県白馬村に、待望の飲食施設「High Village HAKUBA」が2025年12月21日(日)にグランドオープンします。この新しいスポットは、「株式会社Mountain High Life」(MHL)が中心となり、地域の魅力を引き出しながら、食と音楽の交流を楽しむ場として設計されています。白馬を愛する多様なメンバーが集結し、街並みの再生と持続可能な観光地づくりを目指しています。

新しい食文化を発信



MHLはこの取り組みを発展させるチャレンジの一環として、かつて「油屋旅館」として知られた古い宿泊施設をリノベーションしています。ここでは、居酒屋文化に世界の食と音楽を融合させた新しい飲食体験を提供。宮崎青島のレストラン「SANBARCO」がプロデュースを手掛け、地元住民と観光客が共に食と音楽を楽しめる「旅のリビング」を目指します。

さまざまな飲食シーンが織りなす「High Village HAKUBA」では、メニューとして、信州の新鮮な食材を使用したタコスや肉豆腐、油そばなどを予定。シェフの大上良輔氏が監修し、彼の旅で得たアイディアを日本の食材で表現したお料理が楽しめます。手作りトルティーヤで包むタコスは650円から、あったかい肉豆腐や油そばも用意され、どれも心温まる一品です。

変化する観光ニーズへの対応



近年、白馬地区ではスキー人口の減少や宿泊施設の老朽化、後継者不足といった問題が噴出しています。その中で、訪れる観光客は「泊食分離」を求め、館外で夕食を楽しむ傾向が高まっています。しかし地域の飲食店は限られ、観光シーズンには「夕食難民」となる状況も見られます。

この課題に対して、MHLは岩岳街並み活性化株式会社と協力し、2018年から民宿や古民家のリノベーションを進めてきました。築160年以上の古民家を改修した「庄屋丸八ダイニング」は、年間3万人以上の観光客に食事を提供する大型ダイニングとして成長。さらに、リノベーションホテル「旅籠丸八」のシリーズは、現在3棟12室に拡大し、90%近い稼働率を誇ります。これにより、地域の食文化と観光の新たな流れが生まれています。

ソーシャルベンチャーとしての挑戦



今回のプロジェクトは、地域の魅力を最大限に引き出すため、幅広い専門家と地域の人材が結集した“ソーシャルベンチャー”として進行中です。地域の課題を解決し、観光客と地元住民が交わる新しい交流拠点の創出を目指しています。

心温まるコミュニティの実現



「High Village HAKUBA」では、高品質なサウンドシステムを搭載した空間での音楽ライブなど、食と音楽のコラボレーションイベントも企画されています。訪れる人が世界中の文化に触れ、新たな体験をする中で、人々の心を温める場となっていくでしょう。また、飲食と音楽を通じた交流が醸成され、白馬ならではの心温まるコミュニティの実現が期待されています。

まとめ



2025年12月、白馬岩岳にて誕生する「High Village HAKUBA」は、地域に新たな生命力を吹き込む存在となるでしょう。この場所が、観光客と地元住民が交流し、新しい物語を紡ぐ場所として機能していくことが期待されます。みなさんも是非、オープンを楽しみにしていてください。


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