桜庭大世が父・和志の教えを胸に衝撃KO勝利の舞台裏を語る

2023年の大晦日、総合格闘技の『RIZIN DECADE』で鮮烈なデビューを飾った桜庭大世選手が、父・桜庭和志さんの背中を追い、圧巻のKO勝利を収めました。試合ではわずか26秒という短時間で、矢地祐介選手をKOするという驚異的なパフォーマンスを披露。

桜庭選手はこの試合を振り返り、左ストレートで勝利を確定させた瞬間を「テンションが上がり過ぎてあまり覚えていませんでした」と語りました。しかし、練習で予めこのような状況をイメージしていたため、判断としては的確だったと感じています。「練習で自分が足を掴まれているシーンをよくやっていたので、試合でも『イケる！』と思いました」と、冷静に振り返る姿が印象的です。

また、試合後のインタビューでは、これまでに人を攻撃した経験がない桜庭選手が「初めて人を殴った感覚は、骨が当たる痛みとして実感しました」と告白。やはり、マスコミを通してでなく、実際の試合という場での経験の重みが彼を成長させています。「矢地選手も寝技に来ると予測していたでしょうから、打撃で一発面を一発いれないといけないと思いました」と冷静に分析し、桜庭選手の挑戦的な姿勢が印象的でした。

桜庭選手は父・和志さんを彷彿とさせるマスク姿と入場曲を使用し、会場を熱狂させました。「オジさんファンも喜んでくれたらいいなと思いました」と思わず笑みがこぼれました。槙野さんが今後の入場曲についての質問をすると、「あの曲を使うには著作権料を払わないといけないから、毎回経費がかかっちゃう（笑）」と冗談を飛ばし、一同は和やかな雰囲気に包まれました。

試合の直前、桜庭選手と父・和志さんの会話を掘り下げると「ほとんど話をしていませんでした。父親は『お前はお前でやれ』というタイプで、全然気にしていなかった」とふりかえり、最終的には「『お前のペースで自分の強さを発揮すれば勝てるから』と言われて、最後にはやっぱり親父だなと思いました」と、じんわりと思い出を語ります。

さらに、桜庭選手は今後の展望についても意欲を示し、「スーパースターになりたい！」と力強く言及。試合後の記者会見では、突如として現れたベイノア選手から対戦を要求されたシーンを思い出し、「テレビで見るようなやり取りが本当にあるんだなと驚きました」と語りました。

他の注目選手

番組内では、今後のオリンピックメダリスト候補としても注目されるテコンドーの岡本留佳選手が特集されました。若干18歳にして、自らの実力を証明し続けている彼女の挑戦は、今後のスポーツ界でのさらなる飛躍を期待されるものです。

このように、桜庭大世選手の衝撃的なデビュー戦と、卓越した若手選手たちの活躍が見られる『ABEMAスポーツタイム』は必見です。興味のある方はぜひ、過去の放送をチェックしてみてください。