海ノ民話アニメ
2025-05-12 11:03:23

海ノ民話アニメーションが2025年度に25本制作決定!全100本超えを果たす

海ノ民話プロジェクト2025年度アニメ化決定



日本各地に伝わる美しい海の民話が2025年度にアニメーションとして映像化されることが決まりました。このプロジェクトは、一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が共同で進める「海ノ民話のまちプロジェクト」の一環で、これまで制作されたアニメーションの総数が100本を超えます。

プロジェクト概要



このプロジェクトは2018年にスタートし、日本全国の無形文化財である海の民話を次世代へとつなぐことを目的としています。海とのつながりや地域の誇りを子どもたちに伝えるため、海にまつわる民話をアニメーション化してアーカイブを行います。これにより、民話の価値と魅力が次世代にしっかりと受け継がれていくことを目指しています。

制作されるアニメーションの内容



2025年度に制作される25本のアニメーションは、全国各地の海に関連する民話が選ばれています。以下はその一部です。
  • - 北海道小樽市の「オタモイ地蔵」
  • - 青森県大間町の「天妃様」
  • - 埼玉県皆野町の「カミの話」
  • - 徳島県阿南市の「手島若宮神社のご神体」

このように、日本の各地域の特性を活かした民話がアニメーションとして鮮やかに描かれます。総制作本数が100本を超えることで、さまざまなストーリーが地域ごとの特色や文化を映し出すことが期待されます。

公開予定



制作したアニメーションは、公式サイトやYouTubeチャンネルにて公開されます。特に子どもたちに向けた教育コンテンツとしての役割も果たすことが意図されています。公式サイトはこちらで、YouTubeチャンネルはこちらです。

地域との連携



このプロジェクトでは、対象の民話が伝承されている地域を「海ノ民話のまち」として認定し、地域との連携を図ります。実行委員会が組織され、地域企業や有識者とともにアニメーション制作に必要な情報共有やロケーションハンティングなどを実施します。これにより、地域の要素が豊かに織り込まれた作品となることが期待されています。

民話の選考基準



選定される民話は、以下の基準に基づいて判断されます。
1. 知恵: 海に関する豊かな学びが含まれていること。
2. 想像力: 海の多様性や好奇心を引き起こす内容であること。
3. 資産: 地域で大切に語り継がれてきた伝承があること。
4. 地域性: 地域の特色や風土が表現されていること。
5. 継承性: 地元の子どもたちに語り継がれる意欲があること。
6. 物語性: アニメ化に向けて魅力的なストーリーであること。

アニメ監督の紹介



アニメーションの制作にあたるのは沼田心之介(ぬまたしんのすけ)氏です。彼は「ふるさと再生日本の昔ばなし」のプロデューサーや、アニメ制作において豊富な経験を持っています。このプロジェクトにおいても、彼の専門性が生かされることが期待されております。

ご利用方法



「海ノ民話アニメーション」は、子ども向けの学習会や地域イベント、さらには地元の商品の企画などに活用することができます。このプロジェクトがより広く利用されることで、地域の魅力と海の重要性が伝わり、未来の世代に展望を持ってもらえることを願っています。

詳しい情報はこちらからご確認ください。

このように、海の民話のアニメ化は、新たな文化の創出だけでなく、地域コミュニティーを育む重要な役割を果たすことでしょう。


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サードペディア百科事典: 海ノ民話 日本昔ばなし協会 日本財団

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