田中保範の作品展「C’est la vie, Maxim’s」開催
福岡三越の4階、アートステーションプラスバイA.P.J.で、田中保範の特別作品展「C’est la vie, Maxim’s」が開催されます。展示期間は2025年10月29日(水)から11月11日(火)までの約2週間。田中氏は、あの伝説の社交場「マキシム・ド・パリ」で培った一流の審美眼と感性を生かし、今、まさに新たな表現をキャンバスの上で花開かせています。
マキシムのエスプリを感じる作品たち
今回の展示には、クリスマスにぴったりの新作が含まれた約30点の原画が並びます。また、これまで完売していた名作たちもジクレー版画として新たに制作され、先行販売される予定です。作品の数々は、田中氏独自の美意識やエスプリを感じさせる優美な世界観を持ち、まるでパリにいるかのような感覚を楽しむことができるでしょう。
作家の来場予定
田中保範氏ご本人が会場に来る予定もあり、特に11月1日(土)と2日(日)は13時から17時まで在廊します。ただし、急遽変更される可能性もあるため、訪れる際には事前に確認することをお勧めします。
新作ジクレー版画の紹介
展示の目玉として、新作のジクレー版画「Roi des gâteaux(ケーキの王様)」や「Millefeuille de fraises(苺のミルフィーユ)」、他にも「Belle Epoque(ベルエポック)」や「Fête nationale française(パリ祭)」も登場。これらの作品を通して、料理文化の魅力がどのように描かれているのか、堪能してください。
アーティストとしての新たな挑戦
田中氏は料理の世界で数多くの著名人と交流を持ち、食文化の発展に寄与してきましたが、今度はアーティストとしての新たな活動に挑戦しています。初の個展を巡回展として開催することで、過去の経験をもとに新しい視点で作品を創出。パリのエスプリが溢れる作品たちを通じて、訪れた方々に新たな発見を与えてくれることでしょう。
プロフィール
田中保範氏は1949年生まれで、1973年にマキシム・ド・パリに入社。1994年から支配人として、2004年には常務取締役総支配人に就任。外食部門や菓子事業部の統括責任者として、数々の実績を残してきました。その後、飲食コンサルティング会社を設立し、ケータリング事業や日本飲食店の海外進出などの仲介を行っています。
アートの力を体感できる貴重な機会
この作品展は、田中保範氏のキャリアを通じて培ってきた美意識が反映された貴重な機会です。絵画における色彩感覚を磨くために始めた絵を通して、彼自身の人生観やパリの文化がどのように表現されているのか、ぜひ実際に会場でご体感ください。
お問い合わせ
主催は株式会社アートプリントジャパンで、展示会情報や詳細は公式サイトやInstagramで随時更新されていきます。アートに興味がある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。お楽しみに!