新たな命をつなぐ『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』献血キャンペーン
東京都赤十字血液センターは、映画『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』の公開を受けて、献血を通じた新たなキャンペーンを展開します。実施期間は2025年3月5日から5月11日まで、東京都内すべての献血会場で行います。昨年のキャンペーンが大好評だったことを受け、今回も多くの人々に献血の大切さを伝え、新たな協力者を募る狙いがあります。
映像美と和の心を伝える『モノノ怪』
『モノノ怪』は2007年にテレビ放送された人気アニメで、そのビジュアルは圧倒的な魅力を持っています。和紙テクスチャーやCG技術の融合で生まれた独特の映像美は、視聴者の心を掴んで離しません。物語は人の情念に基づく怪異を扱い、現代的なテーマを織り交ぜることで、幅広い層からの支持を集めています。
献血を支える若者たち
国における輸血用の血液は、自発的に献血を行う健康な方々から提供されるものですが、少子高齢化の影響を受けて、献血可能な年齢層の人口が減少しています。2023年の数据显示、10~30代の献血者は約162万人と、10年前から3割も減少。これにより将来的な血液供給が危ぶまれています。
このキャンペーンでは、献血未経験の若い世代の参加を促し、アニメのファンにとっても献血に親しみを持ってもらえる機会を提供します。特に、昨年の第一章のキャンペーンに参加した方々にも、再び献血に協力していただきたいとの思いが込められています。
キャンペーン特典の魅力
キャンペーンに参加するためには、以下の条件を満たす必要があります。まず、キャンペーン参加を表明し、当日献血を行い、さらに献血Web会員サービス「ラブラッド」の会員(当日新規登録も可能)であることが必要です。これらの条件を満たすと、先着4,000名にオリジナルのB5クリアファイルがプレゼントされます。このファイルには今作のメインビジュアルと主人公・薬売りをイメージしたデザインが施されており、ファンにはたまらない一品です。
また、献血を行うたびに抽選に参加でき、映画ポスターや「けんけつちゃん」ぬいぐるみなど、さまざまな素敵な賞品が当たるチャンスも用意されています。
献血の意義を考える
このキャンペーンは、ただの特典提供にとどまりません。献血には、多くの患者さんの命を救うという大きな意義があり、その重要性を広く理解してもらいたいという願いが込められています。特に、治療や手術によって輸血が必要な患者さんは多く、血液の安定供給が必要です。
ぜひ、この新たな試みに参加し、自分の献血が誰かの命をつなぐ助けとなることを実感してほしいと思います。詳細は東京都赤十字血液センターホームページにてご確認ください。皆さまのご参加をお待ちしています。