日本版「tiny desk concerts」がついに配信スタート!
音楽ファンにとって期待の新しいニュースがあります。米国のNPRが手がける人気企画の日本版「tiny desk concerts JAPAN」の音源が、いよいよ2024年9月26日からApple Music、Spotify、YouTube Musicなどの音楽ストリーミングサービスで全世界に配信されることが決定しました!
この配信では、通常の音楽体験とは異なる「Dolby Atmos」版の音源が用意され、まるでその場でライブを体験しているような臨場感をお届けします。パフォーマンスは、特別に設けられた小さな机の周りで展開され、多くのアーティストが一堂に集まる様子は、視覚的にも聴覚的にも新しい発見を提供してくれるでしょう。
転機を迎えた日本の音楽シーン
「tiny desk concerts」は、アメリカで2008年からスタートし、ビリー・アイリッシュやテイラー・スウィフト、BTSなど名だたるアーティストが出演してきました。そのフォーマットを日本に持ち込む形で、2024年春からNHKで放送されるこのプロジェクトでは、藤井風や稲葉浩志などの豪華アーティストが登場。日本の音楽シーンに新たな風を吹き込んでいます。
配信第1弾アーティストは「くるり」
第1弾の配信アーティストには、1996年に結成され、多彩な音楽スタイルで知られるバンド「くるり」が選ばれました。彼らの「tiny desk concerts JAPAN」スペシャルステージは、最大16名のメンバーが集結した壮大なサウンドで展開。特別アレンジされた名曲「ばらの花」「奇跡」「ブレーメン」なども含まれており、ファン待望の音源を楽しむことができます。
誕生するコラボレーション
さらに、岸田繁は長年のファンであるイタリアの伝説的音楽家ダニエル・セーペとともに、配信版では放送では実現できなかった特別な演奏を実現しました。このコラボレーションは、Dolby Atmosによる臨場感あふれる音楽体験を提供し、リスナーはまるでその場にいるかのような気分を味わえるでしょう。
アーティストからのメッセージ
配信に向けて、くるりのメンバーからもコメントが届いています。ベーシストの佐藤征史さんは「普段とは違う環境で演奏できたことは特別な思い出になった」と語り、ボーカリストの岸田繁さんは「夢が叶った」と興奮気味にコメント。彼らの情熱が詰まった音源を、ぜひお楽しみください。
おすすめの楽曲と出演陣
配信楽曲には以下の全6曲が含まれています:
- - La Palummella
- - ブレーメン
- - 奇跡
- - Time
- - 琥珀色の街、上海蟹の朝
- - ばらの花
出演者は、岸田繁(Vo/Gt)、佐藤征史(Ba)をはじめ、ドラムの石若駿さん、ギターの松本大樹さんなど、豪華な面々が名を連ねています。これほどのメンバーによる演奏がどのように形になるのか、期待が高まります。
さいごに
「tiny desk concerts JAPAN」は、アーティストの生の声を楽しむことができる貴重な機会です。各種ストリーミングサービスでの配信をぜひお見逃しなく。音楽の新しい息吹が、ここからスタートします!