noteの11周年を迎え、クリエイター経済圏が拡大中!
2025年4月、noteは創立11周年を迎えました。この1年でクリエイター経済圏は新たな成長を見せており、特にGoogleとの資本業務提携をはじめとした新施策に期待が寄せられています。ここでは、note経済圏の最新の状況および主なトピックスを紹介します。
クリエイター経済圏の現在
noteは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」という理念のもと、クリエイターに対する多くの機会を提供しています。現在では、20万人を超えるクリエイターがnoteを利用して収益を得ており、年間の流通額は170億円を超えました。特に、年間売上が1,332万円を超えるトップクリエイターも増加中です。
noteを通じてコンテンツを購入したユーザーは438万人に達し、その中での平均支払い金額は2,696円と、個人のコンテンツ購入が定着しています。また、投稿数はなんと5,598万件を記録し、この1年間で1,100万件の新たな記事が投稿されています。
企業と官公庁からの活用も増加
個人クリエイターにとどまらず、企業や公的機関からのnote活用が進んでいます。少子高齢化が進む中、企業は採用広報活動にnoteを利用し、実際に応募数を増加させることに成功しています。さらに、官公庁も政策を国民に理解してもらうためにnoteを積極的に活用しており、全都道府県で少なくとも1つの自治体が情報発信に取り組んでいます。
11周年の主なトピックス
noteはGoogleとの提携を通じて、AI技術を活用した新サービスの開発に取り組んでいます。この協力により、クリエイターの創作活動をより一層サポートしていく方針です。また、全クリエイターが無料で使えるGemini搭載のAIアシスタントも提供しており、クリエイターはアイデアをより磨くためのツールを手にしつつあります。
noteは「Tales & Co.」という新しい子会社を設立しました。700名を超える登録クリエイターが参加し、出版や映像、ゲーム制作企業と連携して新しいクリエイティブプロジェクトに取り組んでいます。
更に、「noteマネー」なる金融・投資情報の新サイトも立ち上げられました。専門家の分析や個人投資家の意見が集約され、ユーザーは必要な情報を一箇所で確認することが可能になっています。
第3回創作大賞では、約5.2万件の作品応募が集まりました。受賞作品は2つが書籍化され、他の作品も映像化の検討が進められています。
今後の展望
noteは、これまでの成功を基に新たな機能やサービスを展開し続けています。ユーザーのニーズに応えながら、クリエイターとそのファンとの関係をより強化していくことを目指しています。今後もnoteの進化に期待してください。
公式サイトやアプリもぜひチェックして、最新の情報やクリエイティブな発信を楽しんでください。