東京新聞と劇団俳優座が贈る！フランス喜劇『スガナレル』演劇講座開催

古典喜劇『スガナレル』を楽しむ演劇講座

今回、劇団俳優座と東京新聞が共催する魅力的な演劇講座「いきなり俳優！」シリーズ第9期が、2023年7月から開催されることが決まりました。この講座は、フランスの名劇作家モリエールによる喜劇『スガナレル』を題材にし、参加者が実際に演じることを通じて演劇の楽しさを深く体験することを目的としています。

講座概要

講座は7月5日から9月13日までの間、毎週土曜日に行われ、最終回として9月21日には合同ミニ発表会が予定されています。内容は全10回で、各回2時間。午前10時、午後1時、午後4時の3つの時間帯から選べるため、自分のライフスタイルに合った時間に参加することができます。参加の申し込みは5月29日まで、参加費は49,500円（税込）。参加希望者は、特設サイトを通じて申し込みを行います。

『スガナレル』の魅力

モリエールが描く『スガナレル』は、嫉妬深い町人が起こす大騒動を描いた喜劇です。誤解が連鎖し、コミカルな状況が生まれる様子に、思わず笑ってしまうシーンが満載。初心者でも楽しめる内容となっており、まずは気軽に演じることが求められます。講師を務めるのは、舞台や映像で幅広く活動している山本順子さん。受講生たちは彼女の指導のもと、台本を使った本読みや立ち稽古などを通じて台詞回しや表現方法を学びます。

講座の進行

講義の初めには、シアターゲームを用いてコミュニケーションの楽しさを感じたり、ウォーミングアップとして笑いの練習を行います。これは、演技に対する緊張を和らげ、参加者同士の距離を縮めるための重要なステップです。その後、シーンごとに分かれ、本読みや立ち稽古を進めていきます。

最終回には、日比谷図書文化館の日比谷コンベンションホールでミニ発表会を開催し、講座の集大成としての演技を披露します。この公演は受講生と関係者のみで行われるため、特別な体験になることでしょう。