『階段にパレット』
2026-05-11 13:02:57

東直子、新作『階段にパレット』で描く生徒たちとの優しい再生の物語

新作書籍『階段にパレット』登場



2026年5月9日、株式会社大和書房から東直子の新作『階段にパレット』が発売されます。この作品は、彼女が歌人としてだけでなく、坪田譲治文学賞を受賞した作家としての顔を持つことをより一層強調するものです。

心温まるストーリー



本書は、実弥子という主人公を中心に展開される物語です。妻としての役割を果たし、愛する夫を失った実弥子は、喪失感に襲われながらも自分を見つめ直すために小さな絵画教室を開きます。絵を描くことは、彼女にとって自分自身を取り戻す手段でもあり、生徒たちとの交流を通じて新たな希望が見えてきます。

キャラクターたちの心の再生



この絵画教室には、無口な少年ルイや近所に住む小学生、さらには編集者や隣家の母子など、様々な人々が集まります。彼らは、実弥子の教えを受けるだけでなく、お互いの存在を通じて、心の傷を癒していくのです。特に、繊細な心を持つルイは、絵を描くことで自分の気持ちを表現し、少しずつ変わっていく様子が心に響きます。

読者の心を掴む力



この作品の素晴らしさは、いしいしんじ氏の推薦の言葉に凝縮されています。「読み終わり、なんともいえない幸福につつまれました」という彼の言葉からも、本書が読者に与える感動を感じ取ることができます。また、物語に描かれる「優しい時間」は、忙しい現代社会に生きる私たちにとっても必要なものではないでしょうか。

書籍の詳細



『階段にパレット』は、2020年11月にポプラ社から刊行された同タイトルの作品を加筆修正し、文庫化したものです。256ページのボリュームで、価格は990円(税込)という手に取りやすい設定です。著者である東直子は、広島県に生まれた歌人で、多彩な作品を手掛けてきました。初の小説『長崎くんの指』を皮切りに、短歌やエッセイ、絵本など幅広いジャンルで活動しています。

この新作もまた、彼女ならではの視点が反映された一冊となっています。

まとめ



『階段にパレット』は、失ったものを取り戻すための優しさや再生のストーリー。実弥子を通じて描かれる人々の絆が、現代の読者にどのような感動を与えるのか、ぜひ手に取って感じてほしいです。心温まる絵画教室でのひとときを、皆さんも体験してみてはいかがでしょうか。


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