ピノキオピー初アジアツアー「COMET」完走報告
2025年4月から始まったピノキオピーの初めてのアジアツアー「COMET」が、香港での公演をもって無事に終了しました。このツアーは彼のデビュー15周年を記念したもので、上海から始まり、広州、大阪、東京、ソウル、台北と各地を巡る壮大な構成でした。ツアー名の「COMET」は彗星を意味し、ピノキオピーが多様な場所でファンと出会う姿を象徴しています。
東京公演のレポート
特に注目を集めた東京公演は、5月8日にZepp Hanedaで行われました。この公演はピノキオピー本人にとっても特別な意味を持つイベントでした。オープニングでは、アイマイナがロケットに乗って宇宙に飛び立つ映像が流れ、彼自身は銅鑼の音で公演の開始を告げました。最初の曲『アルティメットセンパイ』では、すぐに観客との一体感が生まれ、会場全体が盛り上がりました。
続いて、『Aじゃないか』やポップな『ねぇねぇねぇ。』と続き、観客は楽しみに手を振ります。このようなパフォーマンスを通じて、彼はファンとの距離を一気に縮めていきました。さらに、『アイマイナ』の新しいミュージックビデオが流れ、本公演のために特別に用意された演出によって、会場は独自の雰囲気に包まれました。
アジアツアーの意義
ピノキオピーはこのツアーを経て、異なる文化や言語の壁を越えて自らの音楽が愛されていることを感じたとし、その温かさに感動したとコメントしています。また、終演後のMCでは、観客一人一人への感謝の言葉を述べ、共に楽しんでいることが自分の存在を再確認させてくれたと語りました。
イントロダクションからの進行
MCの後に披露された曲『匿名M』では、ピノキオピーの特異な世界観が引き立つ内容となり、観客も熱狂的に反応しました。ほかにも『嘘ミーム』や『モチベーションが死んでる - Undead Remix -』など、感情を揺さぶる歌詞で観客の心を引きつけました。また、新たにレーザー演出が加わった『デラシネ』では、視覚的にも圧巻のパフォーマンスが展開されました。
ラストスパートでは『祭りだヘイカモン』や『すきなことだけでいいです』などの盛り上がり曲が続き、観客たちと手を振り合いながら、最高の盛り上がりを見せました。最終的に『遊星まっしらけ』が演奏され、ピノキオピーは感謝の意を込めつつ舞台を後にしました。
アンコール
アンコールでは、再びステージに現れた彼が次の公演へ向けた意気込みを語り、観客に感謝を伝えました。代表曲の一つ『すろぉもぉしょん』で会場は一層盛り上がり、初めて参加した人も常連のファンも一体となって楽しむ姿が印象的でした。
このように、アジアツアー「COMET」はピノキオピーにとって大きな成功を収め、多くのファンに感動を与えました。彼は今後の音楽活動にも期待がかかり、その動向に注目が集まります。