大正浪漫が息吹く！和風シンデレラストーリー新刊発売

大人気の和風シンデレラストーリーが、この度新たに刊行されることが決まりました。スターツ出版が展開する「noicomi COMICS」シリーズから、5月9日（金）に登場する二つの作品『暴君のシンデレラ』と『龍神と許嫁の赤い花印』が、全国の書店で手に入ります。

『暴君のシンデレラ』の魅力

第一巻のストーリー

『暴君のシンデレラ』は、作画をナガトカヨ、原作をヒトエ真琴が担当し、大正の時代背景の中で繰り広げられる恋愛劇です。ストーリーは、名家・白星家に生まれた少女さくらが、継母と妹に虐げられながらも、自身の幸福を探し求める姿を描いています。妹・凛子の結婚披露パーティーでの嫌がらせに晒され、心の傷を抱えるさくらの前に現れるのが、財閥の御曹司・黒雪瑛誠です。

彼は権力に屈しない暴君として知られ、この物語では「俺にすべてをゆだねればいい」と語り、大正浪漫の中で甘い恋の魔法が始まります。さくらと瑛誠の関係が進展する過程が魅力的に描かれており、心が躍る読書体験を提供してくれます。

第二巻の展開

続く第二巻では、さくらの姉・凛子の婚約者が絡む陰謀が巻き起こります。さくらが誘拐の疑いをかけられる中で、瑛誠はさくらを守るために積極的に動き出し、ピンチを乗り越える姿が描かれます。この巻では、暴君の一面だけでなく彼の甘さも感じられ、大正の恋愛模様がさらに深まります。

『龍神と許嫁の赤い花印』の魅力

第三巻のストーリー

一方、もう一つの新刊『龍神と許嫁の赤い花印』は、作画を中野まや花、原作をクレハが手がけています。この物語は、『忌み子』と呼ばれる少女ミトが、最高位の龍神・波琉と出会い、彼の住む龍花の町に移り住む様子を描いています。

ミトは、憧れの学校生活を始めますが、そこで待ち受けていたのは厳しい派閥争いでした。彼女の成長と波琉との絆がどのように描かれるのか、多くの読者がその行く末を気にするでしょう。この作品は、和風ラブファンタジーとしての期待を背負って新たな一歩を踏み出します。