SIGNAL読書会開催
2025-08-27 11:19:47

ジョン・バージャーの名作を読み解く「SIGNAL読書会」第5回開催決定

新しい豊かさを考える読書会



東京都港区虎ノ門にあるソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」で、328年9月に「SIGNAL読書会」第5回の開催が決定しました。今回は、名著『第七の男』をテーマに、著者ジョン・バージャーの独自の視点を掘り下げます。この読書会は、ただ本を読むだけでなく、参加者同士が意見を交換し合う新しいコミュニティの形成を目指しています。

ジョン・バージャーとは



ジョン・バージャー(1926-2017)は、英国の小説家・批評家・画家であり、特に『Ways of Seeing』というテレビ番組によって広く知られるようになりました。彼の著作は、視覚文化や社会問題に対する鋭い洞察を提供し、特に『第七の男』では、欧州の移民労働者の実情について独自のアプローチで書かれています。この書籍は、半世紀前の移民問題に対する厳しい視線を現代に引き継ぎ、今も多くの読者に影響を与え続けています。

SIGNAL読書会の目的



「読書会」ではただの本の紹介にとどまらず、参加者が一緒に考え、新しいアイディアを見出す場としています。これによって、東京・虎ノ門を拠点に「新しい豊かさとは何か?」というテーマについて議論を深め、広めていきたい考えています。すでに再開発が進むこの地域で、ビジネスパーソンたちが豊かさの価値について再考する機会を提供することが、SIGNALの大きな目的です。

プログラム詳細



第5回の読書会は、以下のようなプログラム内容で構成されています:

1. 読書会
- 開催日:9月11日(木)8:00-9:00
- 内容:『第七の男』をテーマに意見交換やディスカッションを行います。
- ファシリテーター:寺前慎太郎(SIGNING)
- (対象の書籍は各自購入し、 読了後に参加してください。)

2. トークセッション
- 開催日:9月18日(木)18:00-20:30
- 内容:翻訳者を招き、書籍に関する質疑応答を行います。
- 登壇者:若林恵(黒鳥社)、金聖源(BABELO)

書籍についての背景



『第七の男』は、移民労働者の状況を独特な視点で捉えた作品であり、バージャーの言葉とジャン・モアの写真を通じて、その本質に迫ります。この書籍は、美術批評の枠を超え、社会的なメッセージを強く発信する力を持っています。現代社会における移民問題は依然として重要なテーマであり、この書を通して新たな視点を持つことができるのではないかと期待されています。

参加方法



参加は無料ですが、事前登録が必要です。Googleフォームから登録し、早めにお申し込みください。限定20名の参加者に会場でお会いできることを楽しみにしています。

場所は、ソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」(東京都港区虎ノ門1丁目2-11)です。サステナブルな未来を考え、私たちの経済圏を再定義するための一歩を踏み出しましょう。皆様のご参加を心よりお待ちしております。


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