スニダンがPSAと提携、初の直営店舗をオープン
株式会社SODAが運営するスニーカーダンク(スニダン)が、トレーディングカードを専門とする世界的なグレーディングサービス機関であるPSA(Professional Sports Authenticator)と提携した。このパートナーシップの目的は、日本国内における真贋鑑定とグレーディングサービスを強化することだ。
提携の第一弾として、スニダントレカ秋葉原店内に「PSA Lounge Tokyo」という名の公式直営店舗を設置する。PSAグレーディングサービスの受付が行えるこの店舗は、トレーディングカード愛好家にとって特別な場となることが期待されている。
スニダンの成長と需要の高まり
スニダンは「世界中が熱狂する次のマーケットプレイスをつくる」というミッションを掲げており、事業の拡大を目指し続けている。特にトレーディングカードの取引は成長が著しく、昨年の流通取引総額は約5.5倍に拡大した。その中でも、ポケモンカードのPSAグレーディングカードは前年比約6.8倍の取引量を示すなど、市場の活性化に寄与している。
スニダンのトレカ専門店は2023年7月にオープンし、来店者数は2025年8月には110万人を突破する見込みだ。その結果、売上も前年比約3倍に達するなど、多くの顧客に支持されている。
トレーディングカードの新たな潮流
2024年度における日本の玩具市場規模が1兆992億円を超える中、特にポケモンカードやワンピースカードゲームの人気が市場を牽引している。また、需要が高い「キダルト」層やインバウンド層の登場により、コレクションの価値が認識され、真贋鑑定やグレーディングの重要性が高まっている。
スニダンでは、PSAグレーディング済みカードがトレカカテゴリー内の取引の50%以上を占め、お客様に安心して取引いただくための真贋鑑定を実施している。このことによって、スニダンのプラットフォームは信頼性を獲得してきた。
PSA Lounge Tokyoのサービス内容
今回の提携により、スニダンの店舗内に常設されるPSA Lounge Tokyoでは、スニダンアプリを通じた取引がより安心・安全になるような仕組みづくりが進められる。また、偽造トレーディングカードの撲滅を目的とした情報の連携や、トレカカルチャーを促進するイベントも企画されている。
PSA Lounge Tokyoは、2025年9月13日(土)にプレオープンし、翌週にはグランドオープンとなる。この新たな店舗は、トレーディングカード愛好家たちにとっての聖地となることが予想される。
オープン記念キャンペーン
PSA Lounge Tokyoのオープンを記念して、特別なキャンペーンも実施される。参加者はスニダンアプリとPSAアプリに登録することで、人気のポケモンカードが抽選で当たるチャンスを得られる。また、グランドオープンでは先着100名にオリジナル記念カードのプレゼントも行われる。
スニダンは単なる売買の場を超え、人々が熱狂するプラットフォームとしてさらなる成長を目指し、今後も新たな挑戦を続けていく予定だ。