角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』が9年連続売上1位
株式会社KADOKAWAが刊行する「角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』」が、2024年の売上で再び1位を獲得しました。これは、紀伊國屋書店チェーン及びTSUTAYAのデータを基にした結果で、2016年から2024年までの連続した好成績を示しています。
角川まんが『日本の歴史』の魅力
1. 歴史の大きな流れをつかむ工夫
このシリーズの最大の特長は、読者が歴史の全体像をつかむための工夫が凝らされていることです。各時代の特徴が一目でわかるイラストページが設けられ、その後に続く4コマまんがで、時代の移り変わりが一層分かりやすく説明されています。これにより、まんが本編を読む前に背景知識が身に付き、理解度が大きく向上します。このような工夫は、他の同ジャンルの歴史学習まんがには見られない独自の特徴です。
2. 魅力的なイラストとストーリー
さらに、カバーイラストの魅力も大きなポイントです。スタジオジブリの近藤勝也や、「ケロロ軍曹」の吉崎観音、「DEATH NOTE」の小畑健などの人気イラストレーターが参加し、その独自のスタイルが子どもたちに支持されています。カバーイラストと本編のまんが作画が調和しており、楽しく読むことができるのも特長です。これにより、子どもたちは自発的に本を手に取るようになります。
3. 歴史人物の魅力を深掘り
「角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』」では、卑弥呼から美空ひばりまで、日本史の重要人物250人を詳細に描いた人物事典が登場します。特に、学習指導要領に挙げられた重要歴史人物42人については、たっぷりのまんがを使ってその人生や業績を楽しみながら学ぶことができます。これにより、読者は自然と日本の歴史についての知識を深めることができるのです。
書誌情報
「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史」は全16巻と別巻5冊で構成され、監修は歴史専門家たちが務めています。定価は20,900円(本体19,000円+税)で、2024年9月20日に発売予定。ページ数はなんと4,832ページに達し、多くの情報が詰まった一冊となっています。ISBNは9784041153697です。
まとめ
9年連続で売上トップを誇る角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』。その秘訣は、ユニークな構成と魅力的なイラスト、そして深い内容にあります。子どもたちの歴史への興味を引き出し、学びをサポートするこのシリーズは、今後も多くの読者に愛され続けることでしょう。今秋の発売が待ち遠しいですね。