佐々部清監督特集
2025-12-19 07:24:25

土屋太鳳が佐々部清監督没後特集に登壇、名作上映の魅力を語る

佐々部清監督の足跡を辿る特別上映と対談イベント



福岡の「ふくおか国際映画祭With Everyone」で、名匠・佐々部清監督の没後5年を記念した特集イベントが開催されます。この特集には、土屋太鳳さんをはじめ、升毅さんや野村展代さんがゲストとして登壇し、佐々部監督の作品や人柄について語ります。イベントは、12月25日と26日の二日間にわたり行われ、作品上映と対談が行われる予定です。

佐々部清監督の魅力



佐々部清監督は、「半落ち」や「八重子のハミング」といった感動作で知られ、彼の作品は多くの人の心を打ってきました。困難な状況でも懸命に生きる人々を描いたヒューマンドラマは、観る者に深い感動を与えます。山口県下関出身ですが、福岡でも多くの作品を撮影されており、地域に根ざした作品作りが特徴です。

今年は戦後80年という区切りの年にあたります。特集では、子どもたちの戦争悲劇を描いた「日輪の遺産」と、歌手を目指す少女たちの挑戦を描いた「約束のステージ」の二作品が上映されます。どちらの作品も子どもたちにとって大切な文化体験を届けることを目的としています。

上映作品とイベントスケジュール



特集の初日となる12月25日には「日輪の遺産」が上映されます。この作品では、子どもたちが直面する戦争の悲劇が描かれ、戦争を経験した人々の声を届けます。上映会は九州大学大橋キャンパス多次元棟ホールにて16:30から開始されます。

翌日の12月26日は、「約束のステージ」の上映が行われます。こちらは15:00から九州電力みらいホールで行われ、主演の土屋太鳳さんは、自身が役作りを学んだ佐々部監督の影響を受けて成長してきた女優として、作品の魅力を伝えます。この映画は、昭和歌謡の名曲に彩られながら、プロデビューを目指す少女たちの熱い友情と挑戦が描かれます。この上映には豪華な審査員たちが参加しており、観客にとって見逃せないイベントです。

上映後の17:00からは、「佐々部清監督の人と作品を語る」トークセッションが行われ、土屋太鳳さん、升毅さん、野村展代さんが登壇します。彼らが語る佐々部監督の思い出や、作品の裏側についての貴重な話を聞くことができる貴重な機会です。MCは佐々部監督と親交のあった港岳彦さんが務めます。

更に、同日18:00からは土屋太鳳さんが初監督を務めた短編映画「Prelude」の上映とアフタートークも行われます。この作品は戦争のトラウマを抱える家族の物語を深く掘り下げる内容となっており、多くの参加者の心に残ることでしょう。アフタートークには、土屋太鳳さんの他に監督の早川千絵さんも参加し、観客との対話を重ねる予定です。

おわりに



この特集イベントは、佐々部清監督の作品だけでなく、その人間性にも触れられる貴重な機会です。土屋太鳳さんがどのように監督から影響を受け、成長したのか、また升毅さんや野村展代さんが語る監督の素顔にもぜひ注目してください。観客と共に、名匠の作品への理解が深まる有意義な時間になることを期待しています。


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