新たな脳トレ本『#クイズ空から見たら 日本地図に強くなる頭の体操』
株式会社KADOKAWAが2025年9月20日(土)に出版する、新しい脳トレクイズ本の情報が届きました。その名も『#クイズ空から見たら 日本地図に強くなる頭の体操』。この本は、飛行機から撮影した日本各地の風景を使い、どこを見ているのかを当てるというゲーム感覚のクイズ形式です。
本書の魅力は、単なるクイズにとどまらず、海岸や空港、山々、また独特の地形に至るまで、普段見ることのできない「上空からの視点」で日本を再発見できる点にあります。初級から上級まで用意された難易度に応じて、子供から大人まで楽しめる内容が整っています。また、難しい場合でも、問題文にヒントが用意されており、解答の手助けになっています。たとえば「抹茶プリンのような山」や「人名の名を冠した空港」など、地域のユニークな特徴が盛り込まれています。
このクイズ企画は、ゼンリンの社員が出張や旅行中に飛行機から撮影した景色がベースとなっています。社員たちが厳選した写真を元にして、解答には地名やゼンリンの地図も載っており、視覚と情報を結びつける構造です。さらに、時には思わず「なるほど」と感心するような解説が、地図研究の専門家である今尾恵介氏によって語られるため、学びの楽しさが加わります。
読者は本書を通じて、飛行機の窓から見える日本の風景を思い描きながら、地理学を自然に学ぶことができます。特に地図に不慣れな方でも、写真を見つつ、それを考察し、地図で確認することで、より深い理解が得られるでしょう。「地」というテーマに基づく楽しい頭の体操の感覚が、多くの人々に満足感を提供するでしょう。
ゼンリン公式Xによるクイズ企画
この書籍の基盤ともいえる「#クイズ空から見たら」は、ゼンリンの公式Xアカウントでおこなわれている企画で、2011年にアカウントが開設され、その後2023年からこのクイズ形式がスタートしました。様々な地理に関する情報や「地図を読む楽しさ」を発信しながら、全国にいるゼンリン社員が旅行先でのユニークな景色を共有することで、多くのファンを引き寄せています。
本書の発表にあたって、ゼンリンの担当者は「この本が生まれるとは思ってもみませんでした。皆さんのおかげで実現しました。」と感謝の意を表明。また、ユニークな問題も収録されているため、読者は新たな発見を期待できます。
地図研究家・今尾恵介の貴重なコメント
今尾恵介氏は「飛行機の窓から見る風景が、この本を通してどれだけ楽しいかを知っていただきたい」と語っています。日本全国には歴史との結びつきが強い多様な地形があり、『#クイズ空から見たら』を通じてそれらを再発見する機会を提供したいとの姿勢が表れています。
最後に、今回の書籍『#クイズ空から見たら 日本地図に強くなる頭の体操』は、学びや遊び心が満載の一冊です。子供から大人までの幅広い年代に向けたこの本が、楽しみながら日本の地理にますます親しむきっかけになればと願っています。