『アイシールド21』誕生秘話に迫る新企画
集英社の総合電子書店「ゼブラック」では、週刊少年ジャンプの名作を作者インタビューを通じて振り返る特別企画「THE ZERO to ONE」が始まりました。この企画は、連載作品の始まりの日に合わせて記事を公開し、読者が作品誕生の背景や作者の情熱を知ることができる内容となっています。
第一弾は『アイシールド21』
この企画の第一弾として取り上げられたのは、アメリカンフットボールをテーマにしたスポーツ漫画『アイシールド21』。2002年の7月23日、週刊少年ジャンプの34号で連載がスタートし、累計発行部数は2700万部を超えるという大ヒット作品です。この作品の原作を担当する稲垣理一郎氏と、作画担当の村田雄介氏に独占インタビューを行い、作品の誕生秘話や制作当時の心境について語っていただきました。
特別インタビューからの貴重なコメント
インタビューの中で、稲垣氏は次のように述べています。「キャラクターを重視しているとすれば、『週刊少年ジャンプ』がその源でした。応募作品からキャラクター作りのノウハウを学び、自分のアートを作ろうと考えました。」さらに、物語の進行を加速させる重要な要素として、キャラクターの成長の描写を上手く設定したことを明かしています。
一方、村田氏も自身の作画に対する思いを語りました。「当時、僕には作家として必要な資質が欠けていたが、作品に携わることで自分の能力を引き出してもらった。」と振り返り、締切に追われながらも、楽しかった日々を思い出に残していました。
ゼブラック限定キャンペーンが実施中
また、ゼブラックでは『アイシールド21』の特別キャンペーンも同時開催しています。第一弾の公開を記念して、第1巻から第5巻までが無料で公開されるほか、まとめ買いでコインバックキャンペーンも実施中です。これにより、新旧問わず読者がこの名作を再体験する機会を提供しています。
企画の今後について
「THE ZERO to ONE」は今後も続き、第2弾は8月、第3弾は9月に公開予定とのこと。名作の誕生秘話を深く知ることができる貴重なインタビューを楽しみにしていてください。
作品紹介
『アイシールド21』は、気弱な高校生・小早川瀬那がアメリカンフットボールと出会い、仲間たちと共に成長していく物語です。彼はチームの司令塔ヒル魔や仲間たちと共に全国大会の決勝「クリスマスボウル」を目指します。物語には心優しいラインマンや、キャッチの天才との絆が描かれており、感動的なストーリーが展開されます。作品は2002年から2009年まで連載され、今もなお多くのファンに愛され続けています。
まとめ
この独自企画「THE ZERO to ONE」を通じて、過去の名作の魅力を再発見し、新たな視点でマンガを楽しんでみてはいかがでしょうか。特設サイトでは、インタビュー記事も公開中ですので、ぜひチェックしてみてください。