神戸の夜を彩るネオンロックバンド
神戸出身のネオンロックバンド「猫背のネイビーセゾン」が、映画『バッコン!』の主題歌に決定し、大きな注目を集めています。この映画は、大阪・岸和田の伝統的なだんじり祭りをテーマにした作品で、地域社会の絆や文化を大切にしている人々のストーリーを描いています。映画の公開は2025年9月8日、ユナイテッド・シネマ岸和田で行われ、早くもファンからの期待が高まっています。
映画『バッコン!』の魅力
『バッコン!』は、300年の歴史を持つ岸和田のだんじり祭りを背景に、地域の人々がその伝統を守り、文化を次世代に引き継いでいく姿を描いています。物語は、祭りに賭ける人々の情熱や、文化の継承の難しさ、美しさを映し出しています。タイトルの「バッコン」は、だんじり祭りの終了時に行われる「抜魂(ばっこん)式」に由来しており、文化的な重みを感じさせるものです。
映画の企画と監督を務めるのは、岸和田出身の泉原航一氏。彼自身が子供の頃から祭りに参加しており、その情熱と地元愛が作品に反映されています。また、主演には「純平、考え直せ」や「無頼」で知られる柳ゆり菜が抜擢されています。脚本には今田果奈や佐野宜志も名を連ね、期待の一作です。
猫背のネイビーセゾンの新曲「MONOTARINAI」
バンドの新曲「MONOTARINAI」は、映画の主題歌として書き下ろされたもので、10月1日にリリース予定の3rdミニアルバム『ICE GLEAM』にも収録されています。この楽曲は軽快なビートが特徴で、映画の中で視覚と音楽の両方で観客に新しい体験を提供します。
主題歌の発表にあたり、猫背のネイビーセゾンのおかともきさんは、「自分の地元神戸にもだんじり祭りがあり、親しんできた文化に関連した作品に関わることができて嬉しい。映画を観た後、歌詞の『あなた』という表現を『だんじり』に置き換えて聴くことで、より深く楽しんでいただけます」とコメントしています。これは、映画と音楽が相互に作用し、観客に新たな視点を提供することを意図したものです。
アーティストの活動
映画の主題歌としての役割を果たす「MONOTARINAI」に加え、猫背のネイビーセゾンは11月から「GLEMLiNS TOUR」を開催します。関西を中心に、東京、宮城、愛知、石川、福岡、広島、香川、大阪と様々な場所でライブを行い、ファンとの交流を深めています。特に大阪でのワンマンライブが注目されており、多くのファンが期待を寄せています。
まとめ
神戸のネオンロックバンド「猫背のネイビーセゾン」が、映画『バッコン!』の主題歌に決定したことで、彼らの音楽と映画が交わり、より多くの人々に感動を届けることが期待されます。今後の活動にも注目して、ぜひ彼らの音楽と映画を体験してみてください。公式サイトやSNSでの最新情報を見逃さないようにしましょう。