養老孟司が新Podcastで人生を考察
日本を代表する解剖学者、養老孟司さんが新たに配信を開始したPodcast『養老先生が人生考えます! Episode 7』では、彼の独自の視点を通じて「人生とは何か?」という問いに迫っています。著書『バカの壁』シリーズの累計出版部数が700万部を超え、最新刊『人生の壁』も好評を博しています。独特の思考で多くの人々を魅了してきた彼の言葉が、今回も私たちの心に深く響きます。
養老先生は86歳を迎えた昨年、がんの闘病を経てより深い人生観を得たとのこと。この番組では、彼に「生きることの意味」や「思い通りに生きられない理由」、「人生の壁」をどう乗り越えればよいのかといったテーマについてじっくりと話を聞くことができます。
言葉と実態のズレ
本編中では、以下のような興味深いトピックが取り上げられています。
- - 「現に起こっていることを言葉にしてみる」
- - 「喋っている自分はいずれ消える」
- - 「言葉と身体のはっきりした関係」
- - 「感情は個人から発しているのか」
- - 「情念は社会的に共有できる」
- - 「忠臣蔵が繰り返される理由」
- - 「核心に触れていない日本人」
養老先生は、これまでの教養と経験に基づく深い言葉で、聴く人の思索を促してくれます。このような問いは、私たちが日常生活の中で直面する悩みや問題とも密接に関わっています。
聴く価値のあるコンテンツ
このPodcastは、通勤時や家事の合間に最適な10分間のエピソードで構成されています。6話完結であるため、気軽にそういった時間を使って学びを得ることができます。また、現在700話以上の多彩なテーマが揃ったVOOXの音声メディアでもリスニング可能です。
リスナー質問の募集
番組ではリスナーからの質問も受け付けています。先生に聞いてみたいことがある方は、概要欄に記載された応募フォームからぜひ応募してください。「養老先生が人生考えます!」をTwitterのXで検索し、質問を投稿することも可能です。
養老孟司について
養老先生は、1937年に神奈川県で生まれ、東京大学医学部を卒業。東京大学名誉教授として数々の著書を手がけてきました。彼の著書『からだの見方』はサントリー学芸賞を受賞し、その後も多くの人々に読まれる作品を生み出しました。また、虫好きとしても知られる彼は鎌倉の建長寺に虫塚を建立し、毎年法要を行うなど、多彩な側面を持っています。
VOOXについて
VOOXは、学びに特化した音声メディアです。多彩な著名人による実践的な知識を提供し、1話あたり10分の قالبで構成されています。新規シリーズは公開から2週間は無料で楽しむことができるため、ぜひこの機会に、多くの人に役立つ内容を聴いてみてはいかがでしょうか。アプリはQRコードもしくはリンクからダウンロードできます。
わかりやすく、身近に感じられるこの新しいPodcast。養老孟司の思考の旅にぜひ耳を傾けてみてください。