がんと闘うピアニスト竿下和美が奏でる命の光、今週末にリサイタル開催！

がんと闘うピアニスト、竿下和美の挑戦

2023年の初め、ピアニストの竿下和美さんに厳しい現実が襲いました。彼女は、ステージ4の肺腺がんと診断され、余命がわずか1年半と告げられました。しかし、彼女は音楽と共に生きることを選び、病気と共存しながらその人生を輝かせることに挑む姿を見せています。

竿下さんは、抗がん剤治療による様々な副作用、特に「手足症候群」がピアニストとしての演奏にどれほどの痛みを伴うかを理解しつつも、決してあきらめない強い意志を持っています。そして彼女は、同じ病気と闘う人々に勇気を与えることを目的としてリサイタルを開催します。このリサイタルは、彼女自身の病気との闘いを表現する重要なステージです。

リサイタルの詳細

竿下和美のピアノソロリサイタル「音の幻想・命の光」が2025年11月23日、京都府立けいはんなホールで開催されます。開演は14時で、15時45分に終演予定です。曲目にはショパンの「エオリアンハープ幻想ポロネーズ」やドビュッシーの「月の光」、シューベルトの「さすらい人」幻想曲などが含まれ、彼女のファンから選ばれたポップス曲も演奏される予定です。

演奏する曲は、もちろん彼女の人生や感情、その苦しみを反映したものであり、音楽を通して命の大切さを伝える重要な機会となります。竿下さんは、毎年11月の誕生日にこのリサイタルを実施することを目標にしており、今年で3回目の開催となります。「毎年、命を更新する」という姿勢が彼女の音楽活動の根底にあります。

がんと共に生きる。

ブログやSNSを通じて自身の抗がん剤治療の様子を発信しながら、実際に様々なメディアに取り上げられ続けている竿下さんは、今や「がんと闘うピアニスト」という屋号を持つまでになりました。NPO法人京田辺音楽家協会の理事長でもある彼女は、地域の音楽活動にも力を注ぎ、若手音楽家の発掘や、音楽を通じた地域の人々を笑顔にする活動を続けています。

不登校や支援学級に通う子供たちへの音楽体験を提供すること、シニア世代や子育て世代の居場所作りなど、彼女の音楽への愛は、単なる演奏にとどまらず、地域全体を支える力となっています。

ご来場お待ちしております！

地元や全国から多くの方々が彼女の演奏を体感し、病気と闘う彼女の姿勢に共感を持たれることを願っています。チケットは、チケットぴあやスマートシンフォニーオンラインで購入可能です。また、当日券も販売される予定ですので、ぜひ足を運んでみてください。

- チケット情報

チケットぴあ［Pコード: 300685, 興行コード: 2519923］
スマートシンフォニーオンライン: こちらから購入
チケットに関するお問い合わせは、スマートシンフォニー（田中）まで。090-5015-5611、メール: info＠smart-sye.co.jp

私たちと一緒に、竿下和美さんの命の光を感じましょう。