英国新聞社内利用の新制度
2026-03-27 15:51:02

2026年4月から英国新聞著作物の社内利用が可能に!新制度導入の背景と詳細

英国の新聞・専門誌を社内で合法的に利用



公益社団法人日本複製権センター(JRRC)が2026年4月1日から新しい制度を導入することが発表されました。この制度によって、日本国内の企業や団体は英国の新聞や専門誌に掲載された著作物を、社内で適法に複製利用できるようになります。これは、既存の利用形態を大きく変える重要な動きです。

新制度の背景と目的


この新制度は、英国での著作権集中管理団体であるNLA Media Accessとの契約を背景にしています。目的は、国内での情報共有を円滑に進め、企業や団体が海外のニュースや専門情報を効率的に扱えるようにすることです。特に、情報がグローバルに流通し、海外市場の動向を把握することが重要な現代において、国際的な著作物利用環境の整備は不可欠です。

利用対象と媒体


新制度の適用対象は、The Financial Times、The Times、The Guardian、The Daily Telegraphなどのメインストリームの新聞から、金融・投資分野や流通・小売業に関連する専門誌まで幅広く網羅されており、企業の情報ニーズに応じた情報収集が可能になります。また、ウェブサイトに掲載された記事も対象になるため、デジタル分野でも大いに活用が期待されます。

利用契約の種類


JRRCは、複製利用に際して2つの契約方式を用意しています。1つは【年間包括許諾契約】で、特定の部門や部署が1年間にわたって出版物を包括的に複写し、デジタルで複製することを許可するものです。もう1つは【個別許諾契約】で、必要に応じて都度JRRCに申請し、案件ごとに許可を得るスタイルです。利用者は自社のニーズに応じて、いずれかの方式を選択できます。

許諾される利用範囲


この制度にて許可される複製は、対象となる出版物の小部分に限定されます。具体的には、新聞記事の場合は記事単位での複製が可能となり、紙の複写については少部数(30部以内)にのみ許可されます。また、デジタル複製は社内での共有対象が40名以内という制限が設けられています。さらに、保存期間についても複製後2か月以内の保存が原則とされています。

企業への恩恵


新制度によって、国内の企業や団体は適切な著作権を遵守しながら、英国の情報をスムーズに活用することができるようになります。これにより、広報、調査、法務、経営企画など、さまざまな部門での情報共有が円滑化され、業務を進める際の大きな助けとなることでしょう。また、インターナショナルな取り組みを行う上でも、英語情報へのアクセスが格段に向上します。

JRRCの役割


JRRCは、今後も海外の著作権管理団体と連携を深め、国際的な著作物利活用環境を整備するために尽力していく方針です。著作権に対する理解を深めるための無料講座も提供しており、企業研修などにも役立っています。日本企業が安心してグローバルな情報を取り扱える体制を支えてくれる存在です。

詳細な制度の情報については、JRRCの公式ホームページにて確認することができます。国際的なビジネスでの著作物の利用に関する悩みを解消する手助けとなってくれるでしょう。


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