韓国エッセイ『女ふたり、暮らしています。』増補新版が11月発売！新しい家族の形を描く

韓国エッセイ『女ふたり、暮らしています。』増補新版が発売決定！

2025年11月10日、CEメディアハウスから韓国のベストセラーエッセイ『女ふたり、暮らしています。』の増補新版が登場します。NYタイムズでも評価を受けたこの本は、シングルや結婚という枠組みを超えた新しい家族の形を描いた作品として、多くの注目を集めています。

家族の概念を再定義するエッセイの魅力

このエッセイは、気の合う友人同士がパートナーとして暮らす日常をリアルに描写しています。2021年に発売された当初から、「家族の概念を再定義する」画期的な内容として読み手を魅了し、特に女性たちに強い共感を呼びました。著者のキム・ハナさんとファン・ソヌさんは、毎週ポッドキャスト「女ふたり、トークしています。」を配信し、多くのリスナーとつながりを築き上げています。彼女たちは、伝統的な家族構成にとらわれず、新しい共同生活を営む姿を通して、現代の女性たちにその可能性を示しています。

増補新版では、これまでのエッセイの内容に加えて、共同生活における別れの悲しみをテーマにした新たなエッセイ「ゴロを見送る」をはじめ、さらに4篇の新しい章が加えられています。これにより、彼女たちの生活がもたらす温かさや感動を新たな形で体験できることでしょう。また、読み応えのある48ページの追加コンテンツも用意され、写真も豊富に収められています。

参加特典と著者の来日

さらに、増補新版を購入した方には特典として全80ページの猫写真が満載の特別冊子「女ふたり、猫と一緒に暮らしています。」がプレゼントされます。この特典は、楽天ブックスや「K-BOOKフェスティバル2025」の購入者に限られますので、興味のある方は早めにチェックしてみてください。

注目すべき点は、著者のキム・ハナさんが間もなく日本で自身の母親であるイ・オクソンさんとの対談イベントを予定していることです。このイベントでは、二人がそれぞれの時代における女性の生き方について語り合い、読者に新たな視点を提供します。思わずファンになる一時になるでしょう。

書籍情報と著者プロフィール

『女ふたり、暮らしています。』は、キム・ハナさんとファン・ソヌさんの共著で、清水知佐子さんが翻訳を手掛けています。この本は四六判で384ページ、価格は1980円。最新刊は2025年11月10日に発売予定です。また、同日にはキム・ハナさんの実母による新刊『老後ひとり、暮らしています。』も発売されます。こちらも興味深い内容となっていますので、併せてチェックしてください。

著者のキム・ハナさんは1996年からソウルに住み、多様な住居形態を経験してきた背景があります。一方のファン・ソヌさんは長年にわたり、ファッション雑誌のエディターとして活躍してきました。二人は共著の『クィーンズランドシスターロード：女ふたり、旅しています。』を通じても互いの生活観を発信しています。

増補新版の発売に期待が高まる中、ぜひこの機会に新しい家族の形を感じ取ってみてはいかがでしょうか。私たちの日常に潜むさまざまな家族の姿や、共働きの楽しさを再発見できる一冊になること間違いなしです。