虫の音ワークショップ
2025-09-26 14:47:43

秋の夜長に楽しむ!子どもと学ぶ虫の音のワークショップ

秋の夜長に楽しむ!子どもと学ぶ虫の音のワークショップ



秋の訪れと共に、虫の声が響き渡る季節がやってきました。東京都府中市のショッピングセンター「ミッテン府中」にて、眼鏡市場主催のワークショップ『よるの むしのね ずかん』が開催されました。このイベントは、虫の鳴き声を通じて「聞こえることの大切さ」を学ぶ機会を提供します。2023年9月20日と21日の2日間にわたり、31名の小学生と32名の保護者、合わせて63名が参加し、楽しいひと時を過ごしました。

音の振動実験



初日のプログラムでは、音の振動を目で見て体験できる実験が行われました。用意されたのは、黒いビニールで覆われたボウルとその中に撒かれた塩です。参加者は、犬の鳴き声や電話の呼び出し音を聞きながら、まるで音楽に合わせて生きているかのように振動する塩の動きを観察します。特に、電話の呼び出し音が鳴ると、塩が激しく跳ね、会場からは歓声が上がりました。こうした実験を通じて、音の大きさや周波数がどのように振動に影響を与えるのかを楽しみながら学びました。

むしのねオノマトペ



続いてのプログラムでは、虫の鳴き声を自由に表現するコーナーが設けられました。家族と一緒に、ハヤシノウマオイの声を「ジュイーン」と声に出して表現し、大いに盛り上がります。特に、ツユムシの高音が確認された際には、大人たちは反応に苦しむ中、子どもたちが興味津々でその声を聴き取っている姿にほっこりしました。「大人は聞こえないの?」と不思議そうにする子どもたちの表情から、親子のコミュニケーションが生まれていることが伺えます。

むしのねクイズ



次は、虫の鳴き声をきいてその正体を当てるクイズタイムです。耳を澄まして集中する参加者たちの真剣な眼差しが印象的でした。「むしのねオノマトペ」で表現した声を手がかりに、全問正解する子どもたちも。周囲が協力し合いながら答えを考えている様子が印象的で、会場は笑いに包まれました。

参加者の声



参加者からも嬉しい声が続出!
  • - 「音の振動実験やむしのねクイズがとても楽しかった」(小学2年生)
  • - 「実験を家でもやって、色々な音の振動を確かめたい」(保護者)
  • - 「音を文字にすることが体験できて良かった」(保護者)
  • - 「高い音の鳴き声になるほど大人には聞き取りづらくなることを実感した」(保護者)

ワークショップ開催の背景



日本国内には、現在1,000万人以上が「聞き取りが困難」な状況にあるとされ、特に高齢者に多い老人性難聴は徐々に進行し、自覚症状が現れにくいのが厄介です。眼鏡市場では、こうした問題に対処するために、特別な冊子『よるの むしのね ずかん』を制作しました。この冊子は音の変化に気づく手助けをし、スマートフォンで虫の鳴き声を楽しみながら簡単な「聞こえチェック」ができる内容となっています。

2022年から、全国の図書館や博物館でのワークショップを開催し、参加者に音の伝わり方や耳の仕組みを体験していただくプログラムが好評を得ています。音に対する理解を深め、コミュニケーション能力の向上を促すこの活動は、今後も広がりを見せることでしょう。

今後の活動について



眼鏡市場は今後、静岡県内だけでなく県外でもワークショップを積極的に実施し、『よるの むしのね ずかん』のパネル展示も計画しています。企業理念に基づき、多くの人々の健康や暮らしに寄り添いながら、さまざまな社会問題に真剣に取り組んで参ります。

詳細及びワークショップに関するお問い合わせは、眼鏡市場の広報事務局までお願いいたします。


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