音楽の新たな旅
2025-08-01 11:36:26

伝統と革新が融合する音楽体験 ~加藤訓子の新シリーズ『MUSIC DAY SERIES』

伝統と革新がひとつになる瞬間



2025年度に開催されるコンサート『MUSIC DAY SERIES』は、パーカッショニスト加藤訓子がプロデュースする特別なシリーズです。このシリーズでは、日本の現代音楽の重鎮、権代敦彦をフィーチャーし、彼の作品の魅力を余すことなく引き出します。

音楽の力を次世代へ



『MUSIC DAY SERIES』は、昨年のドイツや韓国を彩った「イリャン・チャンの肖像」からスタートを切り、次なるステップとして日本独自の音楽性を探求します。加藤訓子はその意義を次のように語っています。「権代敦彦氏の圧倒的な音楽世界を次の世代へ継承し、我々演奏家がその情熱を受け継ぐことで、未来への希望を紡ぎたい」と。

この特別なコンサートでは、加藤自身をはじめ、権代作品に深く関わる実力派打楽器奏者たちが集結し、現代音楽の「今」と「未来」を共に提示します。音楽が持つ力が、聴衆に如何に影響を与え、変化をもたらすのか、そんな瞬間が体験できるのは間違いありません。

コンサートの詳細



開催は2025年9月20日(土)の午後2時、神奈川県立音楽堂です。開場は13時30分からで、音楽の響きがホールの中を踊り出す瞬間を楽しむことができます。出演者には、加藤訓子や岩見玲奈、會田瑞樹、新野将之など、豪華な顔ぶれが揃い、彼らがどのように権代作品を解釈し、表現するか非常に楽しみです。

出品される作品には『リベラ・メ』や『光のヴァイブレーション』など、作品の奥深さを肌で感じることができるラインナップが盛り込まれています。新たに初演される作品もあり、聴衆の期待が高まります。

権代敦彦との長い軌跡



権代敦彦とは、1986年に桐朋学園での《リベラ・メ》の委嘱初演以来、約40年の時を経てこの瞬間がやってきます。時代の変化に応じて、独自の作法で音楽を創り出してきた彼の姿勢は、今もなお新鮮です。打楽器に情熱をかけている権代氏の音楽は、演奏家にとって常に挑戦であり、また歓びそのものです。

加藤訓子は、権代氏の音楽を「次代へと繋ぐ贈り物」とし、この歴史的なイベントでその魅力を発信できることを心から光栄に思っています。

チケット情報



チケットは全席指定で、A席が5,000円、B席が4,000円、U-25は3,000円とお手頃な価格設定がされています。チケットは既に発売中で、電子チケットや出演者のパフォーマンスを生で聴く絶好のチャンスです。

また、主催は特定非営利活動法人芸術文化ワークス、共催は神奈川県立音楽堂となっており、詳細な問い合わせは0580-515-415 (10:00~18:00)までお気軽にどうぞ。

加藤訓子が贈る、伝統と革新が交差する音楽の未来を、ぜひ直接体感してみてください。


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