名作『神の雫』と国宝・善光寺の夢のコラボイベント
2025年1月、ワイン愛好者や漫画ファンにとって朗報が届きました。稀代のワインマンガ『神の雫』が、創建から1400年を誇る国宝・信州善光寺と夢のコラボレーションを果たし、特別なプレミアムイベントを開催します。このイベントでは特別な拝観体験や、ワインと発酵食品のマリアージュを楽しむプレミアムディナーが待っています。
イベントの概要
『神の雫』は、2004年に連載が始まって以来、独自のワイン表現や多彩な情報提供で高い人気を誇る作品です。その人気は日本国内を超えて、韓国やフランスでもワインブームの火付け役として知られています。特に、山下智久さんが主演した国際ドラマ『Drops of God』が国際エミー賞を受賞したことで、さらに世界中の注目を集めています。
一方、善光寺は日本最古の仏教寺院の一つで、多くの人々が「一生に一度は参りたい」と願う場所です。ここでは、無宗派のお寺として幅広い信仰を集め、1953年には国宝にも指定されました。
長野ワインの新たな魅力
善光寺と『神の雫』を繋ぐ重要な役割を果たすのが、長野のワインです。約130年の歴史を持つ長野ワインは、地元で栽培される「竜眼」と呼ばれるぶどう品種が特徴です。このぶどうは、元々善光寺周辺で食用ぶどうとして栽培されていたもので、時代背景を考えると、善光寺が農地を解放することで民衆を支えたであろうことも想像に難くありません。長野の風土と信仰は、長年にわたりワイン作りにも影響を与えています。
近年、長野は世界的にも注目されるワイン産地となり、小規模ながら高品質かつ個性的なワインを製造するワイナリーが増加しています。その背景には、標高差、日照時間、雨量の恵まれた環境があり、長野県の後押しも広がっています。最近では、数々の受賞歴を持ち、日本のブルゴーニュとも称されるほどの地位を確立しています。
プレミアムディナーの詳細
この特別イベントでは、軽井沢マリオットホテルのシェフ・梅津充博氏が長野県産の食材を用いたオリジナルメニューを考案。さらに、長野ワインアンバサダーの花岡純也氏が料理に合うワインを厳選し、漫画『神の雫』の原作者・亜樹直氏がその監修をします。
ディナーでは、料理に合わせて選ばれた約30本の長野ワインが試飲でき、シェフ、ソムリエ、原作者がディスカッションしながら、各料理に最高のマリアージュを提供します。会場となる善光寺では、「善光寺大勧進」にて特別な体験が待ち受けています。
スピンオフストーリーの魅力
今回のために、原作者は長野ワインをテーマにしたスピンオフストーリーを制作しました。このストーリーは、上村松園の美人画に喩えられる長野ワインの透明感や華やかさ、さらには善光寺の歴史や風格を感じさせる美しい描写がなされています。
イベントを通じて、参加者は歴史ある善光寺を訪れるとともに、ワインを通じた特別な交流が待っています。『神の雫』と善光寺のコラボが生み出す、不思議な魅力をご体験ください。
イベント開催情報
- - イベント名: 国宝・善光寺を御住職の解説で巡る特別拝観体験と、善光寺で体感する「NAGANO WINE」×「発酵食品」with『神の雫』プレミアムディナー
- - 公式サイト: 善光寺ワインツアー公式サイト
- - 日程: 2025年1月24日(金)、25日(土)、26日(日)
- - 開催場所: 善光寺(長野県長野市大字長野元善町40-イ)
この千年の歴史を超えた共演は、いつまでも心に残ることでしょう。この特別なイベントにぜひご参加ください。