養老先生が人生を考える新番組が始動
2023年、Audibleにて『養老先生が人生考えます! Ep19.自動車事故の後遺症がつらい』が配信開始。解剖学者として名高い養老孟司先生の新たな試みです。この番組では、養老先生の独自の視点から、「生きる」意味や人生の壁に直面したときの対処法について深く掘り下げられています。
養老孟司先生の魅力
養老先生は、86歳でありながら積極的に思想を発信し続けています。昨年にはがんを患い、その経験が彼の思索をさらに豊かにしています。著書『バカの壁』シリーズは、実に700万部を超えるベストセラーとなっただけでなく、最新刊『人生の壁』も早くもリーダーたちの間で注目されています。彼の言葉は深く、リスナーにとって多くの気づきを与えることでしょう。
番組内容の紹介
今回のエピソードでは、具体的に「医療上の問題がないのは、心の問題」、「何かが起こったら、元に戻ることはない」、「昨日の自分と今日の自分は違う」といったテーマを扱います。養老先生の教養と経験から生まれる言葉は、私たちが人生の中で直面する壁に触れ、どう前に進むべきかを考えさせられるものばかりです。
例えば、「偏らない、こだわらない、とらわれない」という考え方は、現代社会において非常に重要な視点です。また、彼自身が学び取った知識や経験も共有され、「人が死ぬことを考えない建築」など、独自の視点から現代の課題についても触れられています。
リスナー参加型の新しい試み
この番組はただの一方通行ではなく、リスナーからの質問や相談を受け付けています。「養老先生に聞いてみたいこと」がある方は、概要欄の応募フォームを通じてエントリー可能です。また、旧TwitterのXで「養老先生が人生考えます!」と検索することで、参加するための情報を得ることができます。
VOOXについて
VOOXは、学びに特化した音声メディアで、短いエピソードながら第一人者の実践的な知見を届けます。1話10分、6話完結という構成は、通勤や隙間時間に聴きやすい設計です。現在700話以上のコンテンツがあり、新しいシリーズは2週間の間、どなたでも無料で楽しめます。
養老孟司先生のプロフィール
養老孟司先生は1937年に神奈川県鎌倉市に生まれ、東京大学医学部を卒業後、名誉教授に就任。『からだの見方』でサントリー学芸賞を受賞し、2003年の『バカの壁』で広く知られるようになりました。その後も多くの著書を執筆し、虫好きな一面でも知られています。毎年、鎌倉の建長寺で虫塚を建立し法要を行うなど、その存在感は独特です。
まとめ
新しい番組『養老先生が人生考えます!』は、私たちの心に深い問いかけを促します。自己探求や、人生の壁について考えてみるなら、ぜひこの番組をお聴き逃しなく。また、リスナー参加型ならではのインタラクションも楽しめる新しい試みとしても注目されています。