『俺様はジェリンコ』公開
2025-08-02 01:12:29

香川県東かがわ市を舞台にした絵本『俺様はジェリンコ』が遂に公開!

香川県東かがわ市を題材にした絵本『俺様はジェリンコ』が遂に公開!



2023年、香川県東かがわ市を舞台にした新たな絵本『俺様はジェリンコ』が公開され、その話題がじわじわと広がっています。この作品は、絵画・アート活動に取り組む香川県のアーティスト、安宅レオウによって制作されたもので、絵本の表現を通じて地方の魅力を伝える試みとして注目されているのです。

安宅レオウとは?



安宅レオウは、2025年から香川県で個展を開催する予定の画家で、地方創生の活動に力を入れています。彼はすでに高松にあるチャペルでの個展や東かがわ市の名曲堂での展示を行い、合計で4回の展示を成功させています。毎回の個展ではワークショップを実施しており、アートを通じて若い世代の創造力を育成することにも注力しています。

絵本に込めた思い



『俺様はジェリンコ』は、香川県の美しい自然や伝統を背景にしながらも、地域外の人々にその魅力を伝えることを目指しています。安宅は「侘び寂び」の精神を感じ取れる街の特性や、手袋やハマチの養殖など、地域の誇る文化をより多くの人々に親しんでもらうためにこの絵本を作成しました。また、人口減少の問題に対する意識を高め、子供たちに地元に誇りを持ってもらうための活動の一環でもあるのです。

絵本の発起と制作過程



この絵本は、東かがわ市の市長のアドバイザーを務めている山下翔一の招待を受けたことがきっかけで制作が始まりました。安宅はその後、香川県に単身で住み込み、地域に密着した制作活動を行いながら、個展も並行して開催しています。地域に根ざした活動こそが、絵本の魅力を一層引き立てているのでしょう。

『俺様はジェリンコ』のあらすじ



『俺様はジェリンコ』は全88ページから成り立ち、東かがわ市のさまざまな要素を盛り込んだストーリーが展開されます。物語は、両親と別れ孤独に過ごす女の子、「ナジジ」が主人公です。彼女の日常に突如現れた異世界から来た生き物、「ジェリンコ」との出会いを描きます。この2人のユニークな関係が進展する中で、彼女たちがこの街に潜む大きな秘密に巻き込まれていく様子が描かれており、ワクワクするようなサスペンス要素が加わっています。

物語は、ポップで楽しげな日常から始まり、様々な場面で読者を驚かせ、惹きつける要素が詰まっています。このように、安宅レオウが描く『俺様はジェリンコ』は、単なる絵本にとどまることなく、香川県の豊かな文化と人間の絆の可能性を示す作品となっています。

今後の展望



今後、安宅はこの絵本を基にした地方創生プロジェクトをさらに発展させ、地域の魅力を海外に発信していく予定です。また、彼の描く絵や物語は、地域のアイデンティティを再認識させる重要な要素となり、子供たちに新しい夢を与えることでしょう。絵本を通じて地域を活性化し、香川県の未来を共に育んでいくことが期待されています。これからの展開に目が離せません!


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