不登校を救う言葉
2025-03-24 10:43:02

不登校の息子を救ったカウンセラーが教える魔法の言葉

不登校を乗り越えた先にある希望



不登校は、現代の親を悩ませる大きな問題です。2025年度の文科省の調査結果によれば、小中学生の不登校者数は34万人を超え、過去最多に達しています。この深刻な状況を受け、息子の不登校を経験した心理カウンセラーの富永愛梨さんが、その実体験や学びを通じて、子どもと親が共に安心して前に進むための方法を提案している本書『不登校の子が元気になる言葉つらくなる言葉』についてご紹介します。

不登校を経験した家族の葛藤



富永愛梨さんは、自身の息子が小学4年生の頃、中学受験のトラブルがきっかけで体調を崩し、結果として不登校に至るという厳しい経験をしました。診断されたのは「起立性調節障害」で、息子は一時的にベッドから起き上がれないほどの重症化に見舞われました。親としての苦悩と焦りの中で、彼女は「脳と心の取り扱い説明書」とも言われるNLP心理学の学びに飛び込み、そこから回復への道を見出します。

NLP心理学とは



NLP(神経言語プログラミング)は、行動や感情のパターンを変えるための心理学的手法です。この技術を活かすことで、富永さんは息子とのコミュニケーションにおいて、より効果的な言葉がけを実践しました。彼女は、親がどのように言葉を選び、子どもの心を癒すかが、再登校の鍵であると確信しています。

親の言葉がけが子どもを変える



本書では、NLPに基づいた具体的なコミュニケーションスキルを紹介しています。親が言葉を変えるだけで、子どもの気持ちや行動がどのように改善されるのか、実際の事例を交えながら説明されています。例えば、励ましの言葉や寄り添う姿勢、理解を示すコミュニケーションが、子どもに安心感を与え、自己肯定感を高めることにつながります。

「行きしぶり」の時期を経て、息子は徐々に心身の回復を見せ、その後『笑顔で登校する』ようになりました。これまでに彼女がサポートしてきた3000人以上の親子からも、感謝の声が寄せられています。

未来へのメッセージ



富永さんは、不登校に悩んでいる親たちに向けて、希望のメッセージを伝えています。「再登校がすべての問題解決になるわけではありません。不登校の時期こそ、親と子が深く向き合う大切な時間です。このコミュニケーションのスキルを身につけることで、子どもが自らの力で未来を切り開いていけるようになるのです。」

書籍情報



書籍『不登校の子が元気になる言葉つらくなる言葉』は、2025年3月24日に発売予定で、価格は1,540円(税込)。ISBNは978-4-413-23397-2です。これから不登校や行きしぶりに悩む家庭にとって、希望の一冊となるでしょう。


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