講談社とリバプールFC財団、銀賞受賞の背景
2026年5月15日、ロンドンで開催されたFootball Business Awards 2026において、株式会社講談社とリバプールFC財団が共同で進める「Creative Works」がBest Corporate Social Responsibility Scheme部門で銀賞を獲得しました。この受賞は、単なる企業の名声にとどまらず、社会に貢献する姿勢を持った取り組みであることが高く評価された結果です。
Football Business Awardsとは?
Football Business Awardsは、イギリスにおいてサッカー関連のクラブや企業、団体を対象に、その優れた活動を称えるアワードです。ピッチ上の成果だけでなく、クラブ運営や社会貢献、ファンとのつながり、デジタル戦略など多岐にわたる活動が評価されます。Creative Worksが受賞したこの部門は、CSR(企業の社会的責任)に関連する活動にスポットを当てています。
Creative Worksが提供する機会
Creative Worksは、若者の創造力とキャリア形成を支援するためのプログラムで、リバプールとニューヨークを舞台に実施されています。これまでに400名以上の若者が参加し、累計8,000時間を超えるセッションを提供しています。具体的な内容としては、出版、編集、写真、映像、アート、ストーリーテリングなど、クリエイティブ産業のさまざまな分野に触れる機会が設けられています。
リバプールでは、参加者がFCのコンテンツ制作に関与し、選手へのインタビューやアートの制作、商業部門でのクリエイターの仕事を学ぶことが可能です。また、講談社の専門的なスタッフも参加し、出版や編集、物語の創作についての知識を共有し、実践的な学びの場を提供しています。
地元との協力による成果
このプログラムは、毎年夏に地元の高校生に向けた就業体験を実施しており、地域の企業や団体のサポートを受けています。具体的な活動として、リバプールの学校の生徒たちがアンフィールドの座席をデザインするプロジェクトがあります。完成した作品は、アンフィールドのファンゾーンに展示され、多くの観客の目に触れることになりました。
また、World Book Dayに関連するイベントにも選手らが参加し、地元の若者の創造性や表現力を育む取り組みが行われています。このような活動を通じて、クラブと地域社会との強い結びつきが生まれています。
競争の激しい受賞部門
Best Corporate Social Responsibility Scheme部門には、Stockport County FCやBrighton & Hove Albion FC、Everton FCなど、地域に住む人々を支える活動を行うクラブが名を連ねました。その中で、「Creative Works」が銀賞を受賞したことは、社会的な貢献の重要性が広く認識されている証拠です。この受賞は、RFLのマット・パリシュCEOが強調するように、クラブと講談社がともに持つ価値観を基にしたパートナーシップの力を示しています。
今後の展望
講談社としては、創造力を育む文化を重要視しており、「Inspire Impossible Stories」というグローバルな目的のもと、物語が持つ力を信じています。Creative Worksは、若者のアイデアを尊重し、未来への一歩を後押しするプログラムです。今後もリバプールFCと密に連携し、若者にさらなる機会を提供こころみを続けていく方針です。
まとめ
今回の受賞は、講談社とリバプールFC財団の取り組みが持つ意義を一層深めるものとなりました。若者たちの夢を応援するこのプログラムの進展に、今後も注目が集まります。