ビョークの圧倒的な芸術性が体験できるコンサート映画『ビョーク:コーニュコピア』が、6月6日を前に沖縄と立川での上映が発表されました。これにより、観客の皆様は彼女の独特な世界観を最高の環境で楽しむことができます。
本作は、ビョークの5年にわたる「コーニュコピア・ツアー」の一環として、2023年にリスボンで行われたパフォーマンスを映画化したものです。監督を務めたのはイーソルド・ウッガドッティルで、限りなく没入感のあるライブ映像と、彼女が創り出す芸術的なビジュアルが見どころです。観客はビョークのアルバム『フォローラ』(2022年)、『ユートピア』(2017年)、『ヴァルニキュラ』(2015年)に収録された楽曲を、まるで舞台にいるかのように体験できます。
映画の特長は、ビョーク自身の手書きによる歌詞の字幕が流れることです。この演出により、観る人は音楽の深層に入り込むことができます。視覚と聴覚の両方を刺激するこの作品は、作品に対する新しい理解をもたらしてくれるでしょう。
上映は、来る5月30日から6月5日まで、全国各地のイオンシネマで行われ、さらに5月31日からは立川シネマシティと、沖縄の桜坂劇場でも特別上映が実施されます。また、上映に合わせてビョークがキュレーションした3本のミュージックビデオも特別に上映されます。
日本では5月7日からTOHOシネマズ 日比谷などで公開が開始され、多くの映画館で観客を迎え入れる予定です。『ビョーク:コーニュコピア』は、全体で1時間39分の本編に加え、3本のミュージックビデオも楽しめるという贅沢な内容になっています。
この作品は、音楽の枠を超えたビョークの表現力を余すところなく披露する貴重な機会となります。ファンはもちろん、彼女の音楽を初めて体験する方々にとっても、この映画は見逃せない一作です。
映画業界でも高い評価を受けており、ニューヨーク・マガジンやインディペンデント紙などのレビューでは、ビョークのパフォーマンスにおける革新性や没入感が称賛されています。また、映画館での視覚的体験について「アーティストの構想そのままに、その芸術世界へ没入する体験」と業界人からも高く評価されています。
ビョークは、彼女の世代で最も影響力あるアーティストとして知られ、音楽と視覚芸術を融合させた作品を数多く生み出してきました。『コーニュコピア』では、音楽・演劇・ビジュアルアートを一つにまとめたパフォーマンスで、これからのアーティストの在り方を再定義しているとも言えるでしょう。
この機会に、ぜひスクリーンでビョークの壮大な芸術を体験してください。アート、音楽、感情表現が融合した究極のエンターテイメントが、あなたを待っています。