本場京都の冬を楽しむ！「第八回京都夜市」が開催決定

今年最後を飾る「第八回京都夜市」が、2025年12月13日（土）に京都の東本願寺前「お東さん広場」で開催されます。このイベントは、合同会社京都夜市プロジェクトが主催しており、これまでにも多くの来場者を迎えてきました。特に10月には京都市役所前でおよそ12,000人、11月には同じくお東さん広場で3日間にわたり約30,000人が訪れ、累計来場者数が9万人を超えるなど、京都の新たな夜間観光スポットとしての地位を確立しています。

今回の夜市は、「お東さんで今年最後の京都夜市」と題し、冬の京都を楽しむ様々なコンテンツが登場します。特に、芝生広場の木々がライトアップされ、幻想的な空間が演出されることでしょう。年末の特別な夜を一層特別なものにすることでしょう。

特別企画「昭和100年ロマンス」

この京都夜市では、昭和元年から100年を迎える節目に合わせて、昭和生まれの人々だけを対象にしたミニ交流企画「昭和100年ロマンス」を今年の夜市で実施します。男女各15名程度の少人数制で、リラックスしながら90分間の交流を楽しむことができるプログラムです。参加費は3,000円ですが、夜市で使える2,000円分の金券も付いています。昭和世代が気軽に交流できる温かな雰囲気を大切にした素敵な企画です。

ステージと体験コンテンツが充実

「冬の京都」をテーマに、多彩な体験イベントやステージ企画が盛りだくさんです。例えば、澄んだ夜空の下で行われる「奏踊華力」のステージでは、篠笛とフラダンスのパフォーマンスが楽しめます。また、大迫力のアクションが魅力の「忍者ショー」、そして伝統芸能の「猿まわし」も予定されています。地域のキッズたちが披露するHIPHOPダンスや、陶芸ワークショップなど、まさに大人から子どもまで楽しめる内容が満載です。

さらに、地域の子どもたちが屋台で接客や販売を行う「子ども店長」や、人力車に乗る体験など、参加者が京都の魅力を肌で感じられる企画が目白押しです。

70店以上が出展する冬のナイトマーケット

今回の夜市には、京都を代表する飲食店やキッチンカー、クラフト作家など約70のブースが参加します。新鮮な食材を使った冬メニューや温かいスイーツ、さらにはクリスマスにぴったりなハンドメイド雑貨や工芸品まで、散策しながら楽しめる“冬の屋外マーケット”が展開されます。

食べ歩きしながら、年末らしい賑やかな雰囲気を感じられることでしょう。

夜の縁側としての京都夜市

京都夜市は、観光と地域住民の生活が共存する夜間イベントとして、多様な人々が集う場所です。学生や若手職人、地域の飲食店、子どもたちが一緒に楽しむこの夜市は、訪れる人々の「夜の縁側」としての存在感を持っています。

京都府・京都市もサポート

また、今回の夜市には京都府や京都市による特設ブースも設置され、観光情報や文化体験に関する情報が発信されます。来場者が次に訪れたい京都を見つけるための場ともなっています。

本イベントは「京都朝・夜観光」推進事業にも採択されており、地域経済の活性化とオーバーツーリズム対策を両立させる取り組みとしても注目されています。