愛らしいキャラクター「ちきぷ」で防災教育が楽しくなる新アニメ企画
最近、株式会社C’monと株式会社ティーファイブプロジェクトが手を組み、新しいショートアニメ「ちきぷ」を発表しました。このプロジェクトは、防災エンターテインメントという新たな視点から、視聴者に楽しく防災について学ぶ機会を提供することを目的としています。
プロジェクト概要
「ちきぷ」は、アニメーションを利用して防災教育を行う新たな試みです。難解な防災知識を、親しみやすく、かつ楽しい形式で届けることを目指しています。特に、子どもや若い世代にとってもアクセスしやすい内容として構成されているのがポイントです。
ちきぷのキャラクター
主人公の「ちきぷ」は、三本足を持つ赤ちゃん怪獣というユニークなキャラクターです。その見た目には、古くから神道で“導きの象徴”とされる意味が込められています。ちきぷの特徴である震える尾びれは、地面のわずかな揺らぎにも応じて反応し、新たに仲間になる人間に危険を知らせる役割を果たします。
このようにキャラクターを通じて「いのちを守る」というテーマが強調されており、子どもたちが自然災害に対する理解を深め、自己防衛の力を育てることを目指しています。
背景
日本は地震が頻発する国であり、防災の必要性は急務です。しかし、現状では行政主導での防災啓発が中心となっており、子どもや若者には堅苦しいイメージが強いのが実情です。そんな中で、YouTubeチャンネル「teeFive」は、55万人以上の登録者を持つ人気の防災情報メディアとして知名度を上げており、ちきぷを通じて防災教育を日常的に楽しむものに昇華させることを狙っています。
各社の代表からのメッセージ
「ちきぷ」を展開する中で、ティーファイブプロジェクトの山崎樹里社長は、「学ぶ防災から楽しむ防災へ」というコンセプトを強調。子どもだけでなく、大人にも防災を日常から意識させるきっかけを提供したいと語っています。また、C’monの山口大介社長は、「ちきぷ」が子どもたちに自然と防災行動を身につけさせてくれる存在となることを期待しています。
配信情報
「ちきぷ」の第一話は、9月1日(月)12時からYouTubeチャンネル「TeeFive」にて配信されます。毎週土曜日にも新しいエピソードが公開される予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。また、各SNS上でも「ちきぷ」の公式アカウントが立ち上げられ、最新情報も発信中です。
新しいアニメ「ちきぷ」を通じて、楽しみながら防災を学び、未来の子どもたちが安全に暮らせる街を築いていくことを期待しています。