言語を育む新しい教材『どこがへん?』
合同出版株式会社から、2025年10月24日より新しいカード教材『伝える力がぐんぐんのびるカードどこがへん?』が全国の書店およびオンラインショップで販売されることが発表されました。この教材は、言語聴覚士である著者たちの知恵が詰まった、子どもたちの語彙力や表現力を楽しく育むためのアイテムです。
遊び方はシンプル
このカードゲームは、3枚のカードから「ちょっとへん」だと思う1枚を見つけてその理由を伝えるという、シンプルかつ面白い内容です。子どもたちは「伝えたい!」という気持ちが高まり、自分の言葉で表現する力を自然に培います。遊びながら笑顔になり、自然な会話が生まれることで、言葉の発達が促進されます。
力を育む過程
このカードを使うことで、子どもたちは以下のような力を身につけていきます:
- - 物の名前や動作に関する語彙を増やす
- - 助詞や接続詞の理解を深め、文を作る力を向上させる
- - 社会的な知識や季節に関する理解を深める
- - 注意を向ける、探す、見比べるといった観察力を養う
- - シーンをイメージしたりアイデアを膨らませたりする想像力を高める
このように、繰り返しのプレイによって、子どもたちの表現力が次第に成長していきます。まずは単語で伝えることから始まり、他の要素と比べながら文章を作り上げる力へと進化していくのです。
特別支援教育でも活用可能
この教材は、特別支援教育やことばの教室、放課後デイサービス、家庭学習にも適しています。楽しく遊びながら、子どもたちの言葉を育むことができるのは親にとっても嬉しいポイントです。無理なく取り組める教材として、多くの場面で活躍が期待されます。
教材の詳細
『伝える力がぐんぐんのびるカードどこがへん?』は、全20問からなる2つのレベルで構成されています。レベル1は視覚的に「へんなポイント」がわかりやすく設定されており、初めての子どもたちでも楽しく取り組むことができます。一方、レベル2は季節や行事に関連した問題が含まれ、より幅広い知識と理解を必要とします。
セット内容
- - カード3枚×20組(合計60枚)
- - 白カード4枚
- - 説明書1部
定価は本体3,000円(税別)で、ISBNコードは978-4-7726-5523-1です。興味のある方は、ぜひ公式サイトやAmazon、楽天ブックスでチェックしてみてください。
著者について
著者には、言語聴覚士として多くの現場で活躍されている鳥居千登勢さん、小原路乃さん、秋元瑞帆さんがいらっしゃいます。彼女たちはそれぞれの経験をもとに、子どもたちが楽しく言葉を学び、成長できるような教材づくりに取り組んでいます。
母国語の基礎を広げ、子どもたちの未来を輝かせるこの教材、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。