カルビーが奏でる新たな音楽の形
音楽と食を融合させた新たな試みとして登場した「じゃがレコード」が、待望の第3弾を発表した。興味深いことに、その新曲はヒップホップアーティストの「ピラフ星人」が「ピザポテト」のタベオトを使用して制作された。楽曲タイトルは『CHIPS(予定)』、年内にはお披露目される予定だ。
「じゃがレコード」設立の背景
2025年4月、カルビー株式会社は食べる音、つまり「タベオト」を音楽に昇華させるレーベル「じゃがレコード」を設立した。これまで「Calbee Future Labo」として多様なデザインやキャラクターのIPを活用した商品展開を行ってきたが、その結果、カルビーの商品は顧客の興味を引きつける機会が増え、ライセンス商品は前年比で80%も増加した。
「じゃがレコード」は、スナックの商品特性を活かした楽曲を提供することを目的としており、すでに第1弾としてクリエイターユニット「niKu」が手がけた『DAHA』、第2弾としてボカロプロデューサーの「雨良 Amala」とタッグを組んだ『ルールる!』をリリースしている。これらの楽曲も好評を博した。
注目アーティスト「ピラフ星人」の魅力
今回の新曲は、男性ヒップホップアーティストとして史上最年少で日本武道館でのワンマンライブを控える「ピラフ星人」が担当する。若干の年齢ながら、彼はMCバトルでのユーモラスなリリックと個性的なスタイルで広く評価されている。彼自らを「ネタラッパー」と称し、今後アーティストとしての道を進むことを決意したとのこと。2025年には1stアルバム『Dream Taxi』をリリース予定であり、アーティストとしてのキャリアの第一歩を踏み出そうとしている。
楽曲制作のこだわり
ピラフ星人は新曲で使用する「ピザポテト」のタベオトについて、「小さい頃から好きだったピザポテトをテーマに使えることが超楽しみ」とコメント。彼は、タベオトを使った楽曲制作が、自分のキャラクターに合っていると感じており、全力でポップな曲を生み出す意気込みを表明している。食をテーマにした楽曲がどのように表現されるのか、聴衆は大いに期待が高まる。
「じゃがレコードアワード2025」の開催
さらに、今回の楽曲リリースに合わせて、TuneCore Japanとカルビーが協力した「じゃがレコードアワード2025」も開催される。このコンテストでは、タベオトを用いた楽曲を表彰することが目的であり、音楽クリエイターたちに新たな活躍の場を提供する。
音楽と食の融合は、これからも進化し続けるだろう。食の楽しさと音楽の魅力が重なり合った「じゃがレコード」の新展開は、私たちが聴くことのできる新たな音楽体験を生み出す鍵となるに違いない。だから、ピラフ星人の新曲『CHIPS(予定)』を心待ちにするのはもちろん、タベオトをテーマにした楽曲たちの魅力を感じる機会をお見逃しなく!