#川柳 #終活 #椿鬼奴

「終活川柳大賞2025」発表！

2025年の「終活川柳大賞」が9月11日、エンディング業界最大級の展示会「エンディング産業展2025」で発表されました。このコンテストでは、全国から寄せられた3,442句の中から優れた川柳が選ばれました。

大賞作品

大賞に輝いたのは千葉県にお住まいの30代、みーぱんさんの作品「終活で気づく後悔築く愛」です。この川柳は、過去の失敗から新しい愛や関係を築こうとする前向きな姿勢を讃えています。「気づく後悔」と「築く愛」の言葉遣いが巧みに絡み合い、深い内省と未来を創造する力強さを表現しています。

椿鬼奴さんの登場

発表会には芸人の椿鬼奴さんが特別ゲストとして参加しました。彼女は自身が選んだ特別賞「椿鬼奴賞」を発表し、また自身の終活に関する川柳も披露しました。彼女の作品は「エンディングノートまとめてまもなく見失う」で、自身の物忘れのエピソードを川柳にまとめたものです。椿鬼奴さんはこの作品が、エンディングノートを両親に渡そうとした際に起こった出来事から生まれたことを語りました。

受賞作品の詳細

発表会では、大賞のほか、優秀賞、特別賞、佳作、ユーモア賞も発表されました。

• - 優秀賞

- 「終活が生き甲斐になり寿命延び」(長崎県・60代・ゆずママさん)
- 終活が生きる喜びをもたらすという視点が新鮮で、人生の後半をどう充実させるかを考えさせられる作品です。

• - 椿鬼奴賞

- 「書き残す妻への感謝とパスワード」(神奈川県・60代・多中かなたさん)
- デジタル社会におけるパスワードの重要性と感謝の気持ちがバランス良く表現されています。

• - 佳作

1. 「それぞれが終活披露古希の会」(村口次男さん)
2. 「物捨てて思い出拾い時間旅行」(甘菜さん)
3. 「物価高終活やめて就活に」(エリカさん)

• - ユーモア賞

1. 「遺影には盛れた写真を使ってね」(みきみきてぃさん)
2. 「終活を終えて推し活若返り」(しんのすけさん)
3. 「むかし恋いまは介護の夫婦風呂」(ほり・たくさん)

終活川柳とは

「終活川柳」とは、自身の死後を考えた活動やより良い人生を送るための思いを川柳として表現する企画です。5・7・5の形で、幅広いテーマが織り交ぜられています。

エンディング産業展について

「エンディング産業展」は、葬儀、埋葬、供養、相続に関する様々な企業や団体が集まる専門展示会です。終活に関する最新情報やサービスを知る場として、多くの参加者が訪れます。今回の川柳発表が、終活への理解を深めるきっかけとなることを期待しています。

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