講談社の絵本・図鑑が春の返礼品に登場
春を迎える季節、何か特別なギフトを探している方に朗報です。株式会社講談社は、東京都文京区のふるさと納税の返礼品として、子どもたちに喜ばれる人気の絵本や図鑑のセットを3月31日より発売を開始しました。これにより、教育熱心で知られる文京区の魅力を強調しつつ、地域への寄付を促進することが期待されています。
文京区の特性と講談社の歴史
文京区は、多くの大学が集まる文教地区。「文の京」とも称されるこの場所には、文化や教育の発信拠点としてさまざまな出版社が集まっており、講談社もその一つ。創業以来114年が経つ講談社は、地域の文化を支える重要な役割を果たしてきました。今回の企画は、地域の魅力をアピールし、寄付を募るという目的を持っています。
特別に選ばれた5セット
出品された5セットは、すべて年齢や目的に応じて選ばれており、特に入園・入学シーズンにふさわしい内容となっています。たとえば、木版画で描かれた絵本や、楽しみながら日本語の豊かさに気づかせる言葉の図鑑など、子どもの心を育む素晴らしい本が取り揃えられています。
1. おいしい木版画絵本セット
このセットには、赤ちゃんから楽しめる『パン どうぞ』を含む4冊の木版画絵本が入っています。子どもたちの大好きな食べ物が美しく描かれており、親子でコミュニケーションを楽しむのにぴったりです。寄付金額は20,000円。
2. たべもの絵本セット
3歳頃から楽しめるこのセットには、話題の絵本『ぎょうざがいなくなりさがしています』が含まれています。子どもたちが大好きな食べ物をテーマにした絵本4冊が特徴で、寄付金額は23,000円。
3. 日本のことばずかんセット
小学校中学年向けのこのセットは、言葉の楽しさや日本語の美しさを伝える絵本6冊から構成されています。寄付金額は54,000円となっています。
4. 動く図鑑MOVEシリーズ
子どもたちに人気の「動く図鑑MOVE」シリーズの生きもの7冊セットも登場。NHKのスペシャル映像DVDが付いて、子どもたちの好奇心を刺激します。寄付金額は56,000円。
5. はじめての図鑑SET
「はじめての図鑑」も大人気!この7冊セットは2歳から楽しめる内容となっており、教育的な要素が詰まっています。寄付金額は43,000円。
社会貢献と教育の役割
今回の取り組みは、単に本を提供するだけではなく、社会全体の読書環境を向上させるための重要な一歩です。最近、書店の数が減少し、図書館の財政が厳しい中、子どもたちの読書体験を増やすことは必要不可欠な社会的役割です。
「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」の取り組み
選書は、講談社の社会貢献事業「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」のメンバーによって行われました。このプロジェクトは、これまでに全国約2万3000か所を訪問し、200万人以上の親子に絵本の読み聞かせを行ってきた実績があります。
未来への展望
講談社は、今後もふるさと納税の出品点数を増やし、「おもしろくて、ためになる」本を多くの子どもや人々に届ける取り組みを続けていく意向です。春の贈り物として、この特別なラインナップをぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。